源流人山猿の岩魚飼育日記

木曽川タナビラ戦記が始まると言うことは春の湖ルアーでの戦いが終了することを意味します。

春の湖ルアーでの戦い。
寒さと戦い、寝不足と戦い、変化のない飽きと戦い、そしてボウズの連続。敵は自分。自分との戦いです。
前回の最大の作戦が敗北で終わり３連敗。
あの作戦での敗北は何を意味するか？ウスウスは感じていました。でも諦めない。宿敵カミソリを確保する。






５月上旬。水温８度。
作戦時間は2時間。手負いのカミソリシステムで挑む。トップガイドが壊れたのでトップガイドは使用せず。使いにくいです。

ルアーと同じくらいの小さいタナビラのチェイス。川から落ちてきたばかりか？結局ボ。
これで4連敗。湖は終わった感がある。戦いは終盤。もはやここまでか。今年もカミソリは現れないのか？でも最後にランドロックサツキマスの写真がほしいじやんねー。木曽川も気になるが二面作戦は出来ない。もう一回だ！








５月中旬。水温１１、８度。
作戦時間は2時間。







水温的には悪くない。しかし、ルアーを投げても投げても投げても投げてもノーチェイス。結局ボ。
これで５連敗。
そろそろ潮時か？終わった感がある。木曽川本流も気になる。例年木曽川本流に川鵜がやってくるのは5月下旬から6月。しかし、今年はすでに木曽川には川鵜がいる。例年より１ヶ月早い。ほっとくと食い尽くされる。木曽川のタナビラが気になる。しかし、カミソリも気になる。もう一回、もう一回だ。


５月下旬。水温８、９度。
作戦時間は2時間。
水温的にはいい。大雨後で濁り気味。条件は最高だ。ルアーと同じ大きさのタナビラのチェイスが一回あっただけ。結局ボ。

釣れたのは落ち葉だけ。











もう辞めるか？木曽川本流も気になる。これで６連敗。カミソリも気になる。ランドロックサツキマスの写真があったらかっこいいじゃんねー。もう一回。もう一回だ。
しかし、あまり粘ると木曽川タナビラ戦記に支障する。悩む季節となりました。

５月下旬。水温８、９度。
大雨がふり木曽川の増水が収まらない。ダム湖は最大のチャンス到来か！しかし、ノーチェイスでボ。もう終わってる。大型はワカサギを追って深みに潜っていったようです。
これで７連敗。
もうだめ。遂に白旗。










最後の記事にランドロックサツキマスの写真がどうしても欲しいじゃんねー。
次だ。次を最後にしよう。どうしても諦めきれない。

しかし、木曽は川鵜が多くなった。ダム湖に居る分はまだいい。広く深い湖ではトラウトは逃げ切る事が出来るだろう。問題なのは川鵜が川に入っていること。ダム湖に注ぐ川は魚の供給源。そこが川鵜にやられたらダム湖の魚も少なくなる。木曽漁協はちょっと真剣に川鵜対策をやらないと釣り人が離れて減収につながる。それは漁協の衰退を意味します。木曽漁協に川鵜対策を真剣にお願いしたい。なに？金がいる？ビル・ゲイツに頼んでみたい。


６月中旬。水温１７度。
もう、ダム湖は終わってる。









最後のあいさつ回りのつもりでルアーを投げる。凄い魚の数。なにかの稚魚が一杯。トラウトがいても良い気がするが水温が高すぎか？？と思っていたらワタがある。まだ新しい。しかも、デカイ。タイミングが合えばまだ釣れるんだなー。
結局ノーチェイス。ボ。これで８連敗。終わった。終わったか。








ついに終戦。
３月の開戦からここまであっという間だった。
今年も宿敵カミソリを確保すことは出来ませんでした。また来年です。来年こそは！
戦いが終わり壊れたカミソリシステムを釣具屋バンバンに修理に出しました。
出したら原因がすぐに分かった。さすがプロです。