新潟に鮭を見に行く 2017

山猿

2017年11月27日 15:57

自宅から行ける範囲で大群の鮭の遡上が本州で見えるとは思っていなかった。
2010年手取川のサーモンフィッシングに挑んだ時もそんなイメージは無かったです。
でも、昨年ちさやんのブログで大量の鮭が遡上しているのを知った。








次男が鮭の遡上が見たいと言っていたので行ってみる事にしました。
11月上旬。「まだ鮭の遡上は確認出来ていない。」と、ち情報部員から情報はもらっていましたが私は平日休みが基本なので家族との休みが合うのは中旬のみ。ちょっと早いかも知れないけど新潟に行く事にしました。

11月中旬。
子供達は早く帰って来たいと言います。早く帰るには、信州木曽を早く出ないと行けません。早朝は起きれないと言うので夜、出発する事にしました。











体力的には辛いですが、あわよくば早朝釣りが出来るかもと考えました。
布団を車に積み込んで新潟には夜中に着きました。皆寝ている中、夜釣りが出来る所がないか探しながら走りましたが、強風と波の音が恐ろしく絶対無理です。
海はかなり荒れてるようです。でも、川の河口の橋桁のライトの下でルアーを投げてる人がいました。
明暗が良い感じですが濁ってました。時間は夜中の2時です。好き者がいるもんです。
仮眠をとり、私も出撃してみます。









夜中に二人組がルアーを投げていたポイントに入ってみます。川は濁ってます。ゴミが多く強風で釣りになりません。
速攻で辞めました。子供達も起き出したので鮭の遡上を見に行きます。せっかく新潟まで来たので複数の川をチェックする計画です。
ちさやんのブログでは11月下旬だったので少し早いのが心配になりました。

まず一ヶ所目は谷根川。
想像以上に小さな川でした。到着すると強風が吹いてます。寒いと言って妻と長男と次女が車から降りません。
次男と私だけ見に行きます。鮭が遡上していてるかドキドキです。せっかく新潟まで来てますからね。

覗ける施設があり、良いものがあるな~。
といってみたら・・・・
いた!










泳いでる鮭がいた。人生で初めて見る天然の生きた鮭。
デカイ!セッパリがいい!かっこいい!
次男と私は一気にテンションがあります。次男はDSで写真を撮ってます。









慌てて皆を呼びに行きます。
「鮭だ!鮭だ!大きい。」見ていると鮭にも個体差がありました。
デカイのは凄くデカイ!
惚れ惚れします。









しかし、この日は強風。
寒いと言って3人は車に戻っていきました。
私と次男だけは、見たりないので下流へチェック!
そしたら凄い光景が!!








(大群の鮭が分かりますか?偏光サングラスを使って撮影してみました。)



狭い川に一面の鮭がいます。
なんじゃこりゃ!ボラの大群のようです。
慌てて、また車に3人を呼びに行きました。
魚に興味がない3人衆も「凄い」と言ってました。









(ちさやんブログのパクリ)


鮭の遡上がみたくて何ヵ所かチェックする予定でしたが、これで目標は達成されました。
「早く帰りたい。もう鮭は見たからいいじゃん。」と長男と長女が言うのでメインポイントの名立川に向かいます。











川に到着すると・・・
濁ってました。残念すぎます。それでも3人衆を車に残し、次男と私で川をチェックしに行きました。
すると、濁っていてもハッキリと分かる鮭。無数にいる事が分かります。
良く見たら波に打ち上げられた鮭がいました。










陸に上げられ息も絶え絶えです。
人間が自然界に手を出したらいかんのですが見るに耐えなくなり川に逃がしてあげました。そして、車にいる3人衆を呼びに行きます。












鮭の遡上を見たらうみてらす名立に移動して、昼食と温泉です。
妻のメインはこれです。
ビールが飲みたかったですが許可が降りませんでした。
海を見ながらの露天風呂は良かったです。水槽もありました。








昼飯を食べて帰ろうとした時に次男が「鮭が見たい」と言い出しました。
長男と長女が「もう見たじゃん帰ろう。」と言いましたが、せっかく新潟まで来たのでさっきのポイントにまた見にいきました。
3人衆は車の中で待機です。
濁った川を次男と見つめます。










濁りの中からたまに見える鮭にテンションが上がります。
すると携帯に撤退命令が!
これで濁ってなければ良かったのにと思いながら信州木曽に帰りました。
今回、鮭の遡上を生まれて初めて見ましたが想像以上でした。ちさやん情報ありがとうございました。おかげで良いものが見えました。
興味のない3人衆の中でも、特に最近、思春期に入ったクールな長男が何かを感じてくれたらいいな~と思いました。







関連記事