V作戦はスタートから波乱続き。さのやさんにトラブルが襲いかかる。こんな時は危ない。いつもより安全を意識します。危険を予知して挑んだ。
レットブルを飲んで気合いを入れます。
私はレッドブルF1チームとトロロッソホンダF1チームを支援します。
この時間は、普段なら満員電車の中で死んだ目で通勤している時刻。今は源流にいる。やっぱり源流は最高です。私に生きる力を与えてくれる。源流に来ると生き生きしてきます。
まずは、林道から細沢を下ります。
釣りながら下りました。途中までは魚は居ませんでしたが、途中から魚はいました。チェイスはあれど、なかなか、かからない。
どんどん下っていきます。魚はいるのに釣れません。我々はダウンの釣りには慣れていません。通常ならば一匹釣れたら先行を交代していきますが、魚はいるのに釣れないので精神的疲れで交代していきます。一匹も釣れずに本筋に出てしまいました。ここから目的の沢を登るV作戦ですが釣れてないので本筋を少し下る事にしました。V作戦からY作戦に変更。
合流地点でやっと釣れた木曽ヤマト岩魚。
ヤマト岩魚の特長は、茶褐色で白点が不明瞭で朱点があります。
長野県レットデータブックで準絶滅危惧種に指定されているヤマト岩魚。昔なら信州木曽に何処にでも生息していたのです。
ヒレが美しい木曽ヤマト岩魚です。宝石のようです。
ルアーをチェンジしながら下りますが、
なかなか釣れません。
この日は渋いようです。いない事はないですが、一度出てきて、おしまいというパターンが多い。
さのやさんに水温が何度か聞いてみました。12度かな?と言います。正解は・・・13度。誤差は1度でした。さすがです。
十分だとは思うのですが
「ピッタリ当てたかった。」と悔しがります。次回9月分でリベンジですね。
いくら下っても状況が変わりません。
渋い。
居ないことはないですが反応が悪いです。
そろそろ登りますか?
そうしますか?
本筋を下るのを止めて登り始めます。
先ほどの合流地点まで戻ってきたら、ここからが調査本番です。目的の沢を登り始めました。
いくつも支流があり、その分岐点を超えるたびに沢はどんどん細くなります。岩魚はいない事はありませんがあまり釣れません。
でも釣れる魚は、美しい木曽ヤマト岩魚ばかりです。
途中でサワメシです。
沢で食べる飯は美味いです!飯を食べてると岩魚がすぐそこで2匹泳いでいます。
流れて来る虫を補食していました。しかも、浅瀬にいる虫を背中を水面から出しながら補食。岩魚は貪欲です。ルアーをなげると一匹は反応しましたが、そのうち無視して泳ぎ続けています。もう一匹は1投目から無視。良く岩魚釣りはルアーを餌と思っている訳ではなく、縄張りに入ってきた物を追い払う為にルアーにアタックすると聞いた事がありますが、そうとも言い切れないと思った。
飯を食べたら出発です。細くなる沢を登っていきます。
岩魚は居ない事はないですが反応が悪いです。
そんな中、何度も何度もジェミーを追ってくるヤマト岩魚がいました。
投げると追ってくるが思わせぶりで帰っていく。まるでキャ◯嬢。釣れそうで釣れない。何セット延長しただろう。やっとキ〇バ嬢岩魚をゲットしました。それは美しい木曽ヤマト岩魚でした。
さすがジェミーです。
ここからトコナを使用しましたが、岩魚からの反応はなくなり、いきなり急流になりました。この変化にはビックリです。
温厚な人が突然怒りだすような急激な変化でした。良さげな淵にも岩魚はいませんでした。
ガレ場をよじ登ります。良い淵はありますが岩魚は居ません。
(岩陰から岩魚を狙う、さのやさん)
ガレ場をよじ登っていると腕が痛くなってきた。足腰も鍛えないといけませんが月イチには腕の筋肉も鍛えないといけません。
登っていきますが岩魚も居ませんし、ガレ場は危険と判断した。
これにて制覇です。
今回はあまり釣れませんでしたが、あの渓の始まりが見れたので満足です。ただ、サンショウウオを発見出来なくて残念だった。
さのやさんお疲れ様でした。今回はスタートからトラブルで悪い流れでしたので最大の目標である無事に帰れて良かった。
ドラえもんは現実には存在しませんが偽ドラえもんは居ますので安心してください。
月イチ定例支流調査は魚を釣る事を目的にしていません。あの渓のあの先が知りたい、見たい、確かめたい。ただそれだけ。
そして、信州木曽の支流調査には
スタミナン7。
スタミナン7大好き
(ハズキルーペのCM風)