滝上の大岩魚

山猿

2023年11月07日 20:39

2023年月イチ定例支流調査8月分。

さのやさんと2008年より始めた信州木曽の支流を月に一度調査する通称ツキイチ。
今回の調査は、私が子供の頃、木曽の寅さんも知人の当時お兄さんが言っていた
「あの滝の上に大岩魚がいた」
と聞いてからずっと気になっていた、あの滝の上を遂に調査します。






※写真の滝は、あの滝ではありません。あの滝の上流の小滝です。


そこは、ある川の支流です。大岩魚がいたというのはあくまでも噂ですから釣果は0か100でしょう。
前日、さのやさんは木曽駒冷水公園でキャンプ。私は自宅に帰るのでノンアルコールで作戦会議を行いました。
さのやさんは、このキャンプ場で牛タンと満天の星空を堪能したようでした。

調査当日。
さのやさんと車止めから歩いてあの滝に向かいます。地図上には水線がありません。木曽の隠れ沢です。この日も暑いです。今年の夏は暑いです。すでにさのやさんは汗だくです。これは羨ましいです。だから太らないのか??
あの滝の下について腰を下ろしたら、なかなか立ち上がれなくなります。あの滝の下で綿密な作戦会議を行いました。綿密に行ったので時間はすでに9時。朝6時に出発しているので、ここまで3時間。まだ釣りをやってません。何をやってんだか・・・。

そんな時は、本筋でスタミナン7。
ちなみに私は長野県製薬の回し者ではありません。









滝の下では岩魚を確認。いる!いるぞ。これは滝の上にもいるな。果たして滝上に噂通りの大岩魚がいるか?
右からいくか?左からいくか?
右から行くことにしました。











笹藪を直登します。さのやさんは半袖です。ちさやんにしかられますよ。私はヤマダニがこわいので青いガチャピンになりました。完全装備です。ダニよけスプレーも過剰に使用します。
なんとか滝の上に到着。








すると、すぐに小滝が現れました。
期待した壺は浅いです。









それも巻いて、さのやさんが先行で釣りを開始しますが淵がない。これでは魚は住めない。わずかな淵に、さのやさんがルアーを投げても反応がない。ドンドン登りますが淵がない。土砂で淵が埋まった感じです。逃げる魚もいない。













横浜で買った、
2023/09/29


ザンマイ出番なし。









そして、さらなる滝が現れた。これで・・・
あの滝上沢を制覇だ。
制覇写真を撮るためタイマーをセット。
走れ走れ5,4,3、2,1










こけた!間に合ってない。こんな写真は恥ずかしくて載せられない。ダメダメ、こんなの駄目。やり直し。
ここだけの話ですがテイク2。


あの滝上沢を制覇!










私が子供の頃からずっと気になっていたあの滝の上は大岩魚どころか魚がいませんでした。おそらく土石流で淵が埋まってしまったのでは?と推測します。それが分かっただけでもスッキリしました。これぞ調査です。
月イチ定例支流調査は、魚を釣ることを目的としていない。そこがどうなっているのか?自分の目で見たい、知りたい、確かめたい。ただそれだけ。
撤退中、誰か居る!!
あの滝上に置いていった私の抜け殻青いガチャピンに、自分でビビったのは国家機密です。
simaさんのブログでテストが出ました。

さて、帰ろう。その時、手袋無い事件発生!!
ない!ない!手袋がない。そして、さのやんが見つける。ナイスさのやさん。いつもありがとうございます。
テクテク川通しで帰って無事に林道に到着。








林道をテクテク歩いて車まで到着。月イチ史上最短で調査が終了しました。時間はまだ10時すぎ。少し早いですがとりあえず沢メシにしましょうと言うことでメシを食う。ここまで私はまだ一投もルアーを投げていないという奇跡。










食後は純粋に釣りを楽しみます。
午後の部です。

まず小沢に入りました。











魚はいます。でもルアーに絡んでこない。ルアーを無視です。これは、夏場の渇水の難しさです。この小沢は水量的には、あの滝上沢と同じくらいです。何が違うか?それは、水深がある淵です。魚が住むには水深が必要。淵が必要です。








結果的に、この小沢では二人ともボ。でした。本筋に戻り釣りあがる事にしました。
今まで小沢だったので本筋は広くデカく感じます。周りの枝に気を使うことなく竿がふれます。
今回の目的は、ザンマイの入魂です。ザンマイで釣り上がります。そして、ついにヒット!
白い木曽ヤマト岩魚が釣れました。ザンマイ入魂完了!








ザンマイ、ナイス!!
うちの水槽のヤマト岩魚に模様がそっくりです。うちの水槽のヤマト岩魚かと思いました。
しかし、本筋は魚が薄いです。でもそれは、子供の頃に親父と一緒に釣りに来てるので知っていました。
SOさんのハンドメイドルアー魚雷やタッサンのハンドメイドミノー、トコナをチェンジしながら遡行します。








先行する、さのやさんがデカイのがいた!と叫んだ。
35センチくらいのグリーンバックのド太いナビラが2度追ってきたが食わせられなかったとの事。心臓がドキドキしてると言ってます。タナビラもおりますに。それならばタナビラに強い、Simaさんのハンドメイドルアー、アバロンにルアーチェンジ。しかし、そう甘くはありません。
その後、だいちゃんのハンドメイドルアー、ジェミーでヒット!!小さいが木曽ヤマト岩魚の幼魚が釣れました。だいちゃんのジェミーは岩魚に効きます。











石に乗ったら滑って胸を強打。竿が手から離れる。そして、竿が流されそうになりました。何とか倒れながらも必死に竿をキャッチ。一瞬でした。これは自分をほめたい。良くやった。買ったばかりの竿でしたから良かったです。

別の支流が出てきて支流に逃げるか迷いましたが本筋を行く。タナビラのでかいのを見たもんでね。
しばし釣り上がると、さっきまで晴天だったのにいきなり暗くなり雷がなりだした。これはヤバい!急変とはこうゆうことを言います。なんだ、どうしうした!雷がいきなり近いです。だれだ!雨男は?それは私です。
急いで撤退!森の中へ。そこまで張り切らなくてもいいと言うくらい雷がうるさいです。そして、大粒の雨が降ってきました。








ここまでの急変は今まで経験ないです。ここが山奥でなくて良かったです。
カッパをきて、車道を歩いていると指先にヤマダ二がへばりついているのを発見しました。青いガチャピンは完全防備でしたが手薄な指についてました。なんだかな~。
なぜ、半袖のさのやさんが無事なのかが毎回不思議です。








うちに着いたら一気に疲れが来ました。こんなに疲れたのも久しぶりです。翌朝、起きたら強打した胸が凄く痛かったです。起き上がるのに苦労しました。
さのやさん、お疲れ様でした。子供の時から気になっていた滝上の調査が出来て満足しました。これも、いつも私の無謀な作戦に付き合ってくれるさのやさんのおかげです。今回も本当にありがとうございました。大岩魚は滝の上でなく滝の下に居たかも知れないですね。


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