2019年 月イチ最終調査

山猿

2019年10月02日 18:56

月イチ定例支流調査9月分。
この調査は、さのやさんと2008年から始めた月に一度の信州木曽の支流調査。

今シーズンは安全祈願から始まった。
2019/03/03

あの時は、さのやさんは冬山登山で肋骨を折り、私はヘルニアクラブ員の特権で腰痛により二人でヨロヨロしていた。

今回の目標は3つ。
1、本筋から遡上するタナビラを釣ること。婚姻色に染まった赤いタナビラを狙います。
2、衛星から見た大きな淵に行く。あの淵へ行きたい。通称、あこがれの淵。
3、おうちに無事に帰る。








今回もレッドブルを飲んで挑む。
(私はレッドブルF1チームと、トロロッソホンダF1チームを支援します)

この日は残暑が厳しくて暑い。涼しいはずの渓流にも時々、熱風が吹き込んできます。
水に浸かるのが気持ちいい。
9月ですが真夏の暑さです。地球温暖化で台風も発達。ストップ温暖化。






いつも水温をピッタリ当てるさのやさん。さて今回は?
「これは、ぬるい。・・・14度。いや14、5度か。」
答えはまさかの18度。ここまで水温が高いとはビックリです。









ゴルジュ帯の通らずは、水深が深く本当に通れない。大きく高巻きをします。
本当にこの日は暑い。高まきは汗ダクダク。くたびれます。




(写真提供はさのやさん)


大きく高まきして衛星から大きく見えた目的の淵。憧れの淵を目指します。
さのやさんとはもう10年以上、信州木曽の渓流を調査している。月イチ定例支流調査は、私がブログをはじめる前からやってる。さのやさんとの付き合いも長いので会話が無くても言葉が通じる。









わかってるな〜。
ただし、使うかどうかは分かりませんがね。

大きく高マキからのぉ小沢から侵入するV作戦。





(写真提供はさのやさん)








さのやさんはいつも半袖、ランニング服で草むらでも突入。
Q 「クモとか、やじゃないですか?」
A 「気になりませんね。」
Q 「ブヨとか蚊とか吸血系は?」
A 「気になりませんね。」
Q 「ヤマダ二も??」
A 「気になりませんね。」

強い!さすが鉄人です。









ついに来た!通称憧れの淵。
でも、実際にきてみると意外に小さい。こんなに小さいの??普通の淵でした。
今の情報化社会では、いろんな情報が早い速度で流れている。中には嘘やデタラメもあるでしょう。その中で何を信じたらいいのか?
それは自分の目で見たこと。自分の肌で感じた事です。

そして、憧れの淵にルアーを投げる。

まさかのノーチェイス。これは想定外。でも、ここにこれたのが満足。これも調査。


沢メシは毎度、うまい!なんでこんなに美味いのか。







今回、使用するルアーは、だいちゃんのハンドメイドミノーのジェミー。タッサンのハンドメイドミノー、トコナ。スイマーさんのハンドメイドミノー、トリップ。そして、市販のDコンタクト。ルアーをチェンジしていくが渋い。魚からの反応は皆無。それでもなんとかトコナにヒット!!







木曽川タナビラ戦記では一日中、釣りは出来ません。何故なら日陰がなく暑く水に浸かる事もないので体温が上昇してバテるからです。
それに比べて、渓流は日陰があり水が本流に比べたら冷たい。おかげで1日中釣りが出来る。渓流は節電避暑地です。









今回の目的は本筋から遡上するタナビラを釣ること。赤い婚姻色のオスのタナビラを狙います。渓流のタナビラは最強です。スッと出てきて、チラッとルアーを見て、シュッと帰っていく。そして、2度と出てこない。渓流でタナビラを釣るのは難しい。そんな中、さのやさんは見事にタナビラを釣った。お見事!有言実行男です。さすが渓流の貴公子。









次世代のエース。赤くなるのは来年かな。

あの大きくタカマキしたのは精神的にも肉体的にもくたびれた。お互い年をとった。そんな、くたびれた時は、スタミナン7。









ちなみに、私は長野県製薬の回し者ではありません。最後は、人工の滝で打ち止め。これにて今年の月イチ定例支流調査は終了となりました。









さのやさん、お疲れ様でした。来年も木曽の渓流調査、ご同行お願いします。来年も、安全第一で。2019年信州木曽 月イチ定例支流調査。今年も無事に完。



※信州木曽の渓流は10月1日より禁漁です。













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