レンボーⅡ ~ボウズからの脱出~

山猿

2022年10月18日 23:24

【木曽川タナビラ戦記】


前作、レンボーから一年。釣りが下手なため空前の釣れない話がついにシリーズ化。あまりの釣れなさに全米が泣いた。前作、レンボーでは、記事ランキング堂々100位以下。興行収入0円。木曽の寅さんから好評につき遂に続編。







あらすじ。
単身赴任中の釣れない釣り師は、信州木曽に帰ってくると、木曽川本流に釣りに行く。そして、釣った魚の写真を撮影してブログにアップするのが楽しみであった。しかし、木曽川に通うも魚は釣れず連続ボーズ。
そして、木曽川でタナビラが川鵜に食いつくされた惨状を目の当たりにした釣れない釣り師は川鵜との戦闘を開始。川鵜の侵攻を受けた木曽川は厳しい状態。行けども行けども連続ボーズ。釣れない状態からの脱出を決意する。









木曽川タナビラ戦記は前記事でも書きましたが只今、絶賛3連敗中。つまりは連続ボーズ。
これはレンボーが現れるか?

2021/10/27






8月上旬。水温22.8度。
暑い。暑い夏。
前回の木曽川タナビラ戦記でSOさんからルアーをもらったのでさっそく使ってみた。川は連日の夕立で増水ぎみ。








いになり入魂できました。岩魚がでました。25センチでした。入魂完了!養殖のニッコウ岩魚でした。連敗ストップここでは放流してないので支流から落ちてきたのか?それとも遡上してきたのか?どちらにしろ来年会おうと言ってリリース。木曽川は餌が豊富なのでデカくなる。来年には40UPまで育つでしょう。








この日も、川鵜が多い。魚は2チェイス、1キャッチだったのに川鵜は二桁以上みました。途中で数えるのがアホらしくなったので辞めました。木曽川漁協の川鵜対策は?魚より川鵜の方が多い。なんとか3羽撃墜しましたが抵抗軍は劣勢。圧倒的に兵力不足です。


8月上旬。水温23.4度。
暑い夏。これはトラウト限界水温。ストップ温暖化
増水で濁った木曽川へ出撃。








前日、夕方木曽に帰ってきた時には、クリーンな水質だったのに朝には濁り。夜中に強い雨が降ったか?今年の夏は天候が安定せず雷雨が多い。
先行者は川鵜。濁っても魚がとれるのか?その次のポイントも先行者は川鵜。川鵜多すぎ。二桁以上はみました。数えるのがアホらしくなった。中には新兵もいた。動員兵だ。動員兵の撃墜は容易い。私と交戦経験のある奴は、私の車をみて逃げるくらい警戒心が強く手強い。
レットブルを飲んで気合いを入れる。





私はレッドブルF1チームとアルファタウリF1チームを支援します。角田には頑張って欲しい。




ポイントに向かう途中、木に乗ったら滑って滑落。そして突き指
最初は痛くなくて良かった。と思っていたらそのうちどんどん痛くなる。
暑い昼間は釣りをしません。日陰がない木曽川は暑い。今年も暑い夏だ。









夕方、30分のみ再出撃。
突き指が痛い。かかったら合わせられないかも。過去にそんなことがあった。あの時は、バイクで転倒して突き指。そんな時にダム湖でデカいのをかけたが合わせた時に痛くてかけきれなかった。そんな事を想い出しながらルアーを投げる。その一投目。
ゴン!デカイ。
まさか一投目からきた!!痛い。あわせられるず。まじか。そんなことある??なんだかな~。
結果、ボ。

川を見るとタニシがいました。木曽川本流にもタニシが居るんですね。初めて見ました。













8月下旬。水温22,3度。
突き指も大分回復しました。
木曽はお盆をすぎれば例年ならば涼しくなります。近年は温暖化のため残暑が厳しいです。
ポイントにいけば川鵜が先行者。もう、うんざり。木曽川漁協の川鵜対策は?
結局、この日はボ。
これで2連敗。

木曽川には腹ぺこ青虫がいました。










8月下旬。水温22,8度。
この日はSOさんエリアへ。やや増水です。そして、濁り、ここに来るのは今年、最後です。結果、小さいのが一回当って終了しました。
結果はボ。これで3連敗。

8月下旬。水温23,5度
8月下旬でそんなに水温高い??みんな水温を聞くと同じ反応。たしかにそう思うな。

残暑で汗だく。信州木曽では、お盆を過ぎると涼しくなってきますが今年も残暑が厳しい。ストップ地球温暖化です。
これ以上、水温が上がると岩魚は生息が厳しい。うちの水槽でこの水温なら死んでます。ストップ温暖化です。
そんな中、グイグイとひき。久しぶりに木曽川でタナビラが釣れた。サイズは20センチくらい。尺には10センチ足りませんが美しい。流し撮りをしようとしたらバレた。これを釣ったと言うのか?微妙。そのうちポツリ、ポツリ。










大粒の雨が降ってきた。いつから日本は熱帯地域になったのか?
この日は、証拠写真がないのでボ。これで4連敗。


8月下旬。水温22.8度。
これからは水温が下がってくる。ハズ。この日も川鵜が多い。木曽川漁協の川鵜対策は?川鵜7羽飛来し、そのうち5羽撃墜した。抵抗軍の大戦果だ。








夕暮れまで時間がない。焦る。時間がないのにラインが絡んでる。なぜかとれない。時間がない、焦る。よく見るとフックがPEラインを貫いていた。そんなことある?あるんです。私は人生でこれで二回目です。PEラインにフックが刺さる奇跡。でも嬉しくない。そんな時、泣き弱タナビラが掛かったがジャンプ一発でバラシ。なんだかな~。結果ボ。これで5連敗。
連続ボーズだ。・・・・レンゾクボーズ。・・・・・レンゾクボーズ。・・・・レンゾクボーズ。
キタキタ、遂に来た。奴が来た。





(撮影協力:さのや氏)


レンボー。
※注意:酔っぱらいオヤジではありません。



9月上旬。
この日は、雨のため川鵜パトロールのみ。妙だ。
川鵜と3羽しか遭遇セズ。えさ場を変えた?パターンを変えた?南へ撤退した?遂に漁協が駆除した?


9月中旬。水温21度。
9月下旬で水温そんなにあります??
久しぶりに木曽に帰ってくると意外に木曽川の水位が高いです。
ルアーを投げてるとヒット!!手応えからコレは良いサイズだ。尺あるか?ないか?良いひきでした。
無事にキャッチ!!









まずは証拠写真。
いつも逃げられるからね。生存率を上げるには水面から口を出さない事です。











サイズは30、5センチ。
尺あったわ!!
やった。
これでようやく尺以上5本目。
今年は尺以上10本を目標にしています。目標達成は絶望的ですが嬉しい尺タナです。








なんもいえねぇ。










木曽川本流のタナビラは太い。










連敗を止めたのは、30,5センチのタナビラでした。

レンボーⅡ ~ボウズからの脱出~






(撮影協力:さのや氏)
※注意:酔っぱらいオヤジではありません。









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