第83回 第4部の終焉

山猿

2016年02月25日 21:39

前回までの水槽データ。
2才になったニッコウ岩魚3匹。ヤバいヤツ1匹。ヨシノボリは行方不明。
2016/01/18



1月19日。
水温0度。


相変わらず、よしのぼりは行方不明です。ヤバイ奴は問題なし。2才になったニッコウ岩魚3匹は絶望的な状態です。













1月22日。 
水温0度。

凍ってます。









2才になったニッコウ岩魚が2匹しかいません。1匹は何処に??やばい奴の腹が異常にデカイ。怪しい。










これから最強寒波がくると言うので、トラブルが起きる前に上部濾過を停止させます。

水槽データ
ニッコウ岩魚2匹。やばい奴1匹。よしのぼり行方不明。

1月26日。

水槽は厚い氷に覆われていました。この過酷な環境にたえられずニッコウ岩魚2匹死亡。これで卵から飼育してきた岩魚は全滅しました。厚い凍りに阻まれ死骸を撤去出来ませんでした。













生き残りはヤバい奴1匹のみ。ヨシノボリは、たぶん この石の下にいるはずですが、果たして生きているのか?








(この石の下)




事実上、2013年1月から始まった第四部が終了したようなものです。
2013/01/25


1月30日。

大寒波は去りましたが、まだ厚い氷に覆われています。死骸を取り出せません。寒波が去ったので上部濾過を再稼働させます。水槽には年齢不詳のヤバい奴1匹と、ヨシノボリがいるはずですが行方不明です。













ヤバイ奴だけが抗体を持っているのか?ヤバイ奴だけは病気に感染しませんでした。ヤバイ奴を残して、みんな死んでしまった。ヤバイ奴はやっぱりヤバかった。今回の尾ぐされ病は、昨年餌として投入したメダカが持ってきたのかも知れません。感染しても発病しなかったのは魚が健康だったからでしょうか??
ヤバイ奴を入れた事で水槽内でのバランスが崩れ、そして低温になった事で浄化細菌が活発ではなかったから?低温では浄化細菌が増えにくいと、金魚屋さんに教えて頂きました。
悪い菌がいても正常な環境で魚が元気なら感染することはないそうです。


2月6日。

水温0度。
氷が溶けたのでやっと2匹の死骸をとりだしました。2年目で13センチと23センチでした。この大地で土に返りました。











2才になったニッコウ岩魚達は全滅。これが現実です。

ヤバイ奴は発病してません。感染しているかもしれないので水の全取り替えを実施しました。3本ある流木のうち長く使い続けていた2本は捨てました。その後、マラカイトグリーン水溶液を投入し消毒します。












2月14日。

水温0度。

ヤバい奴は元気です。ヨシノボリは相変わらず行方不明。もう一度、マラカイトグリーン水溶液を投入します。たった一匹生き残ったヤバイ奴。水槽飼育に適してる岩魚ですが、年齢が分からない。私の岩魚飼育の目的の一つに何年岩魚は生きるのか?を知りたいのです。年齢不詳のヤバイ奴は、何才か分かりません。なのでこの岩魚を友人の池に引き取ってもらう事にしました。











2月下旬。

ヤバい奴の引っ越しの日。ヨシノボリは発見できませんでした。ヤバい奴に食われたと思われます。
バケツに過マンガン酸カリウムを入れてヤバい奴を消毒します。ヤバい奴を放流する時、太陽の光に当たった為か?ヤマト岩魚の特徴である朱点が出てきました。見るからにヤマト岩魚です。













ヤバイ奴は謎の岩魚です。ニッコウ岩魚の突然変異と思ってましたが、ヤマト岩魚の血が入っているようです。やはりこの岩魚はハイブリットかもしれません。出来る事ならずっと水槽で飼育したかったのですが、お別れです。20センチでした。
新天地で大きく育って欲しいです。様子は時々みにきます。
さらばヤバイ奴。












第4部完。








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