最終決戦 2023

山猿

2023年12月26日 21:17

【木曽川タナビラ戦記】

春の湖ルアーでの戦いは自分との戦いですが、木曽川タナビラ戦記は川鵜との戦いです。
前回、(レンボーⅢ)までは
2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇311機、そのうち撃墜74機。誤爆4機。


9月下旬。水温18度。
いよいよコレが今年最後の渓流釣行記。最後まで木曽川に挑む。
はなひろさんが援軍に来てくれました。はなひろさんとは古くからの付き合いです。ブログをなさっていた時は頻繁にブログ上で交流していましたが今回、初めての対面です。集合場所に、それっぽい方が見えたので声をかけると、はなひろさんでした。
はなひろさんに支援ドリンクレッドブル。
私はレッドブルF1チームとアルファタウリF1チームを2025年まで支援します。









私は平日休みが基本なので今回、むり言って休みを合わせていただきました。すみませんでした。そして、お土産も頂きました。ベトナムのお土産もありがとうございました。ベトナムコーヒは、すぐになくなってしまいました。コショウは香りが良く食欲をそそります。ありがとうございました。








挨拶も、そこそこに早速ポイントに向かいます。
はなひろさんはタナビラが好きなようでタナビラの事、木曽川の事、長良川の事を良く知っています。木曽川はダムで行き来が出来ないから木曽川本流でも、下流、中流、上流で、それぞれ特徴が違うのがいいと言ってました。魚を見てますね~。
はなひろさんは晴れ男だと言うことです。この日は、ピーカンの快晴。さすが晴れ男。今日は暑くなる。













はなひろさんは木曽のタナビラが大好きだと言う。だから木曽に通っているとの事。木曽の人間からすると木曽の魅力を知っていて、うれしいですね。はなひろさんは、今年はベトナム出張が多く久しぶりの釣りだそうです。
朝の気温は15度。これは高いです。今年の残暑は厳しく、ようやく冷えてきたがもう遅い。北の将軍様の援護が遅すぎ。北の将軍様の力は弱ってます。もう、禁漁になるのに木曽に川鵜がまだいるし。紅葉も今年は遅いです。











本来ならばとっくに川鵜本隊は南に撤退し木曽川本流の魚たちは、安心して泳いでる時期です。だから数釣りが出来る時期でもあるのですが。ワラワラでてくるのを体験してほしかったです。
水が少なく一匹勝負かな?と思っていましたが、はなひろさんも同じ事を思っているようでした。
まず1箇所目。









はなひろさんのオールドリールの音が木曽川に響き渡る。音が良いですね。
しばらく反応なし。やはり厳しい。
はなひろさんは長良川でも釣りをしており瀬の釣りが好きなようです。キューティーオヤジさんからは木曽は淵の釣りだと教わったみたいでした。早速、はなひろさんにでた。小さいながらもタナビラ。しかし、残念ながらバレ!!でも、その後、秋色の良型のタナビラをキャッチ!!













早々、ボウズ回避。さすが名手です。
川鵜の本隊は撤退しており、ここまで交戦なし。でも、撤退が遅すぎた。もう、禁漁になるので残念です。その時、上空に6羽の大編隊。私に気がつき上空で旋回している。ミサイルの射程圏外です。やがて1羽がこちらにやってきた。ミサイル発射!!ビビったので撃墜認定。

2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇317機、そのうち撃墜75機。誤爆4機。








私にも小さなタナビラが出てボウズ回避です。
次世代のエースです。川鵜から逃げ切ってほしい。
ここで私は家庭の用事があり一旦帰宅しました。1時間半あまり戦線離脱です。その間、はなひろさんはパトロールと休憩をしていたそうです。






(木曽川本流での主力ルアー、SOさんのハンドメイドルアー、魚雷)




再度、合流して、メインポイントに向かうと先行車の車。平日だったので安心してましたが、釣り人が居ました。でも木曽川で釣りをする人は勝手に友軍認定です。しかし、メインポイントに入れず残念ではあります。プランBに変更だ。
別のポイントへ移動。









反応がない。すると、はなひろさんにヒット!私にもヒット!

二人、タナビラのダブルキャッチ。
ただし小さい方が私のです。












川鵜が1羽通過。油断しました。攻撃できず。

2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇318機、そのうち撃墜75機。誤爆4機。


はなひろさんがコケた。負傷はしてないようです。良かったです。でも痛みはあるそうです。






(木曽川に大根!!)


アップで釣っていき、今度はダウンで攻めなおす。攻め直し時はルアーの形状を変えます。
ドン!きた!
なかなかの重みが伝わってきます。
キャッチするとニッコウ岩魚でした。








サイズはジャスト尺。あまりに反応が無かったので諦めてましたが、諦めたらイカンですね。久しぶりに大きいのを見たので32センチはあると思った。擦ってもサイズは尺ジャストでした。これで木曽川での尺以上は2本目です。
キラキラに光っていた尺のニッコウ岩魚でした。









昼飯は木曽に来たら蕎麦ですかね?ということで大きく移動して蕎麦屋に行きました。
混んでいるか心配でしたが時間をずらしたので空いてました。
蕎麦とノンアルコールビールで満たされました。












充電したら釣り再開です。
午後の部に向けて気合いを入れます。

午後の部に向けてスタミナン7。ちなみに私は長野県製薬の回し者ではありません。











いくつかポイントを回りましたが
不発。
次は彼処にいこうかな。










私の中で必ず釣れるポイント。しかし、ダダ増水の時に浅くなってしまった。ルアーを投げるとチェイスあり。魚はいるぞ。下流を、はなひろさん。上流は私。そして、ヒット!!

カワサバ??
(カワサバとは、岩魚とアマゴの交配種。)










次は、この日最後のポイントへ。
よし、彼処にいこう!そこはなんと先行者。おかしい。平日なのに。
木曽川で釣りをしてる人は勝手に抵抗軍の友軍認定です。仕方ないのでプランCに変更だ。
はなひろさんは、「これは神のおぼしめし。」と言います。前向きですね。













1日は早いですね。夕暮れです。ここが本日、最後のポイントです。昨年は尺クラスが追ってきた成績が良いポイントです。
2022/12/09

しかし、今年は大外れ。小さい奴のチェイスが1回あっただけでした。
これにて、この日の釣りは終わりました。
今回は、9、582歩でした。意外に少ないですね。はなひろさんは釣りでは普段もっと歩いてるそうです。ポイントまでけっこう歩くそうです。
もうすぐ禁漁になる。すると「すぐに解禁になりますよ。」と、はなひろさんは言いました。確かにそうですね。渓流シーズン中には出来なかった、片付けや自宅周りの環境整備、それに溜まったビデオを見ないといけないし溜まったブログ記事も作らないと。やることはやまほどあります。あっという間に解禁ですね。
はなひろさん、お疲れ様でした。いろいろ知っていて勉強になりました。ありがとうございました。
しかし、人生、楽しんだもの勝ちですね。












翌日。
この日が今年最後の渓流釣りです。もちろん木曽川へ。みんな最後の駆け込みで釣り人が多いと思っていましたが案のジョウ釣り人多いです。朝だけ30分、昼間は予定があり夕方2時間出撃。小さいのが1匹チェイスで終了。奇跡は起きませでした。
この日は、川鵜3羽と遭遇。撃墜出来ず。川鵜はまだ居る。

2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇321機、そのうち撃墜75機。誤爆4機。

2023年の渓流シーズンはこれにて終了。
木曽川タナビラ戦記だけで尺以上5本を目標にしていましたが結局、目標を下回る2本で終了しました。でも、綺麗なタナビラや岩魚に出会えて楽しかったシーズンでした。仕事は結果が求められますが、趣味は結果を求められません。楽しくなければ趣味ではありませんからね。
これで安全祈願から始まった今シーズンの渓流釣りも無事に終了しました。










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