尺神君臨 2023

山猿

2023年09月03日 20:08

【木曽川タナビラ戦記】
春の湖ルアーでの戦いは、自分との戦いですが、木曽川タナビラ戦記は川鵜との戦いです。

前回記事(木曽川本流サミット)では、私以外のメンバーには全員、尺上が出ました。私は泣尺止まりでした。今年はまだ尺以上を一匹も釣ってません。今年の目標は5本です。
木曽川は川鵜の侵攻を受けており抵抗軍は大苦戦中です。
前記事での2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇52機。そのうち撃墜23機。誤爆1機。

6月下旬。水温15度。









2時間半の作戦時間。そのうち1時間は川鵜パトロール。単身赴任の私にとって時間は貴重。その大切な時間を川鵜パトロールに使ってる。これは私の仕事ではなく木曽漁協の仕事です。
1時間の川鵜パトロールで9羽と遭遇、内2羽撃墜。橋の上から獣の巨人になり投石攻撃。投石はけっこうきく!
投石にびびる川鵜。
川鵜は警戒心の強い鳥です。音に敏感なので直接、投石が当たらなくても風切り音や水に着水したドボンと言う音に川鵜はびびります。

2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇61機、そのうち撃墜25機。誤爆1機。


川鵜との戦闘で釣りの時間は1時間半となってしまった。私の仕事ではないんですがね。
チェイスあり、小さい。ちがうんだよなー。私が狙っているのは尺上です。
ドン!きた!なんと相手は地球。ルアーロスト。損害甚大。
結局、チェイス3回で終了!ですが何か?ここでは川鵜8羽と遭遇、うち撃墜3羽。中〇製のミサイルは質が悪く不発が多い。これでは戦えない。

2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇69機、そのうち撃墜28機。誤爆1機。



ポイントを移動します。
当たり3回、バレ1回。て終了。
ここまで尺以上はゼロ。川鵜のカウンターだけは伸びていく。木曽漁協にはこの現実を直視し改善すべきだ。

6月下旬。
私は名古屋に単身赴任中。
この日は、信州木曽に帰る予定は無かったが川鵜の侵攻に我慢ならず名古屋から日帰りで出撃。川鵜との戦いは私の仕事ではないのですがね。時間がないので釣りはなし。抵抗軍は川鵜と2時間、戦った。
初めのポイントで2羽と遭遇。撃墜できず。次なるポイント1羽と遭遇したが撃墜できず。なぜなら〇国製ミサイルの性能が悪すぎる。
その後、敵機!4羽、なんとかそのうち2羽撃墜。ただ、ミサイル不発で射程圏内の残りの2羽を取り逃す。
その後2羽編隊と遭遇するも射程圏外。
移動!
川鵜1羽と遭遇。橋の上から投石。山猿は獣の巨人になる。もう少しで命中。おしい。でも驚かせたので撃墜認定!





進撃の巨人より(獣の巨人の投石シーン)
※ちなみに私は進撃の巨人の回し者ではありません。


その時、別方向からか敵機2羽の編隊。撃墜出来ず。
繰り返すが名古屋から帰ってきて釣りはなし。これは私の仕事ではない。木曽漁協は仕事をして欲しい。漁協が動かないなら県か国が何とかしてほしい。金がいるなら払うよ。イーロン、マスク氏が。うそです。
川鵜に木曽にはヤバイ奴が居ると思わせる作戦が私がやりすぎると人間にヤバイ奴が居ると思われる。気を付けないと抵抗軍は賊軍となってしまう。

2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇81機、そのうち撃墜31機。誤爆1機。


6月下旬。水温15度。
この日は蒸し暑いです。天気も悪くなりそうです。
川鵜パトロールで軍師SOさんの車を発見。川を見ても軍師の姿はなし。どこにいるのか?軍師もゲリラ戦だ。
2時間半、木曽川本流で釣りをしました。暑いです。
ペットボトルの水を一本しか持ってこなかった。すぐに飲み干す。水が足りない。
タナビラのチェイスは3回、バラシ3。そして、ヒット!キャッチしたのは綺麗なタナビラ、価値ある1匹。サイズは25センチでした。













尺には5センチ足りないが満足の個体です。それより大きな個体を、SOさんのハンドメイドミノー魚雷にかかったがバレました。前回は、ボウスたっだので連続ボーズにならずにすんだ。レンゾクボーズだと奴がくる。
2021/10/27




突然ムクッと水面にライズ、。あれはでかいぞ。ルアーを投げるが反応なし。鯉か?突然、水中からでてきたのは川鵜。魚ではなかった。どこからやってきた??遠くから潜ってやってきたようです。突然の出来事で撃墜できず。射程圏内にいたのに悔しいです。毎日、毎日、魚をとってれば木曽から魚が居なくなるわけだ。
その後、雨が降ってきた。雷雨です。これは一旦帰宅。だれだ!雨男は?それは私です。
雨の後、再度出撃しようとしたら軍師から下流は危ないと入電あり。なので上流へいきました。
ポイントに着くと雨が降ってきました。誰だ雨男は?それは私です。せっかく来たので雨の中、ルアーを投げてるとヒット!







花魁養殖Tアマゴ。通称キャバあまごでした。
サイズは23センチくらいです。尺には7センチ足りない。今年は尺神が降りてきません。雨でビタビタになりながら帰りました。だれだ!雨男は?それは私です。
結局、この日は川鵜3羽と遭遇。しかし、撃墜出来ず。

2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇84機、そのうち撃墜31機。誤爆1機。


7月上旬。天気くもり、水温18度。
軍師SOさんから入電。「行ってる?」
私「まだ。」
軍師「どこ行く?」
私「あそこへ行こうと思う。」
軍師「なら、そこ空けておくわ。」
軍師はこの時、すでに尺上を2本とってるそうです。素晴らしい。
さぁ出撃。作戦時間は5時間、時間はたっぷりある。
まず一ヶ所目、いきなりリールが壊れる。
なんだかな~。予備リールを持ってきてないので一度、帰宅。
その後、移動中、川鵜の拠点を発見。
6羽くらい石の上で休んでます。静かに近づき撃て!
6羽中2羽撃墜。

せっかく来たので、川鵜の拠点近くのポイントでルアーを投げようと準備してたら・・・・












激戦で竿折れる。
なんだかな~。

竿は折れたが心は折れない。折れた竿で頑張りました。そしたらだいちゃんのハンドメイドルアー、ジェミー本流用でヒット!ニッコウ岩魚、サイズは24センチ。











でも、竿先に糸が絡まり釣りにくいので、また一旦帰宅。
予備竿がないので管理釣り用の柔らかいロッドで挑む。柔らかいので重いルアーが投げにくい。
なんだかな~。

ようやく本日のメインポイント。軍師が空けたくれたポイントだ。
ルアーを投げる。ゴン!
ねがかかり??グイグイと引く。魚だ。ロッドが柔らかいのでひんまがる。

まずは証拠写真。








無事にキャッチ!
ニッコウ岩魚35センチ。

やっとでた。今季第1号の尺クラスだ。
やっと私にも尺神が君臨。ここまでながかった~。
リールはナスキー中古で2000円で買ったやつです。










喜びもつかの間。10羽の川鵜大編隊が上空を通過
川鵜には規則性がある。飛行ルート、時間を把握した。次は待ち伏せ攻撃を行う。
その下流で25センチ岩魚。その後、尺いった?と思ったら29センチの本流の木曽ヤマトがヒット。


















この日、細かく書いてないですがトータルで川鵜32羽と遭遇し、うち撃墜8羽。
2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇116機、そのうち撃墜39機。誤爆1機。



7月中旬。
この日は木曽川は増水。そして雨。釣りはやらず1時間川鵜パトロール。
川鵜だ。獣の巨人になる。高台から投石。しかし、届かず。
きた!敵機!10羽の大編隊。5羽撃墜。
きた!川鵜だ!撃て!違う、鴨だ。誤爆。これで今季、誤爆2機目。すまない。
このパトロールで13羽中5羽撃墜。1羽誤爆。

2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇129機、そのうち撃墜44機。誤爆2機。


7月中旬。水温16度。
梅雨末期の雷雨により木曽川本流は濁りの増水。
1時間半釣りをやり20センチのタナビラのチェイスが一度あっただけでボウズ。でも、タナビラの姿を見れただけで嬉しい。
もちろんこの1時間半、木曽川にいるだけで川鵜と遭遇。前回の10羽の大編隊は、時間を変えたきた。前回より40分遅くやってきた。撃て!不発弾。もう一発撃とうとした時はミサイルの射程圏外。川鵜は時速60キロくらいで飛んでます。残念です。この日は全部で川鵜18羽と遭遇し撃墜出来たのは3羽でした。あの国のミサイルの質が悪すぎ。日本製が欲しいが木曽には売ってないのかな??

2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇147機、そのうち撃墜47機。誤爆2機。


7月中旬。水温18度。
昼間は暑くて木曽川本流は熱中症になります。夕方に出撃。1時間半の作戦時間。
水量も落ち着き、今年一番の透明度。












魚のチェイスがあれば、これだと丸見えだ。チェイスが見えた方が楽しい。チェイスがあればですが。
まだ木曽川本流はやや増水してました。
早速ヒット!ニッコウ岩魚26センチ。









尺まであと4センチ。その後、ルアーに魚がすっ飛んできてかかった。良いサイズだ。尺はいったか?サイズを計ると29センチ。おしいー。後1センチ!で尺タナビラ。
このタナビラは岩魚のように貪欲でした。









しかし、久々に良いサイズのタナビラです。
かっこいい。
見とれてしまいます。とても綺麗だ。

その後は、小さなタナビラのチェイスが一回あっただけでした。

この一時間半の間、川鵜の猛攻。このポイントで4羽の着水を防いだ。遭遇した川鵜は24羽。あの10羽編隊とも遭遇した。しかし、高度が高かったり、ステルス機能を持ってるので気づくのが遅れ攻撃できず残念ながら撃墜ならず。
射程圏内なのに不発弾だったりで撃墜出来たのはわずか2羽。ダメダメ。

2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇171機、そのうち撃墜49機。誤爆2機。



7月下旬。
天気晴れ。気温暑い。水温19度。

2時間の作戦時間。そのうち釣りをやらずに川鵜との戦闘に時間を使い、釣りは45分間のみ。川鵜パトロール中に橋の上からタナビラのライズ。今日は、このポイントは川鵜に襲われてないみたいだ。
ポイントに入ると異常に臭い。どこかに死体があるな。と思ってたら猿の死体があった。
骨が見えてます。臭いのを我慢してルアーを投げてもノーチェイス。移動。
そしたらヒット!タナビラ20センチ。









この日は川鵜21羽と遭遇。誤爆1羽。川鵜が高高度を飛行中、ミサイルを発射したら、ちょうどトビが低空を飛んできて誤爆しました。かわいそうなことをしました。
10羽の大編隊を待ち構えてましたが、奴らは飛行ルートを変えてきたため迎撃出来ず。川鵜は頭が良いです。
この日の結果は、川鵜と遭遇21羽。うち撃墜3羽。誤爆1羽。


2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇192機、そのうち撃墜52機。誤爆3機。




7月下旬。水温19度。
暑い夏です。
2時間の作戦時間。そのうち1時間は川鵜との戦闘に使う。これは私の仕事ではないです。
1ヶ所目、ノーチェイス。2ヶ所目。川鵜が先行者。
これは、だめか?、と思ってルアーを投げてると魚のチェイス!!

かかった!久々にドラグが少しでました。ナイスサイズ。










ヒットルアー Dコン63鮎カラー。

タナビラ24センチ。尺まで6センチ足りないが渓流の女王はとても美しい。
速攻でリリース。来年は尺上になっているでしよう。川鵜から逃げきって欲しい。
その後、このミノーロスト。なんだかな~。

この日に遭遇した川鵜は18羽。撃墜3羽。

2023年川鵜カウンター(のべ数)
遭遇210機、そのうち撃墜55機。誤爆3機。


木曽川タナビラ戦記。ダラダラ書いてると長くなるので今回はここまで。
信州木曽には川鵜ばかりでなくサギも近年、やてくるようになりました。
2022/02/07

木曽川タナビラ戦記は川鵜との闘い。毎日毎日、この数の川鵜が魚を食ってれば信州木曽から魚が居なくなります。


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