第36回 餌投入

山猿

2013年04月05日 22:48

前回で積算温度658度となり、いよいよ餌づけの時が近づきます。
タイミングを逃すと全く餌を食べないそうです。
須々万の翁草さんのように成功するのでしょうか?
餌づけは、孵化してから積算300度と養殖業者から聞きました。
飼育の神様の東海林さんは、
早めにパラパラすれば大丈夫と聞きました。















と言う事で、第一号が孵化してから、積算300度になるのは720度ですから、
そのちょい前から餌を投入する事にしました。








3月22日。
水温11度。
積算706度。
名古屋から帰ってくると、一匹だけ完全に卵黄を吸収し終わって、泳いでいます。
こいつがあの第一号なのか?














3月23日。
水温10度。
積算716度。
1匹他界。
生存204匹。



ちょっと早いけど餌を投入です。
東海林さんに言われたようにパラパラします。

餌は、ゆっくり沈むタイプです。
餌が落ちてくるのを見ていたら、いきなり食った!

二つ目の餌は、補食しにいきましたが、口に入らず。
岩魚は補食が下手です。

でも、口にしただけ嬉しいです。

餌は一日三回。
私が信州木曽にいない時は、息子に餌やりをお願いしています。







3月25日。
水温10度。
積算温度736
3匹他界。
生存201匹。


ほとんどの餌は、底に落ちてしまいます。
でも中には、するどく反転して餌を補食する個体も現れました。





3月28日。
水温9度。
積算温度762度。
1匹他界。
生存200匹。
4分の1は泳いでいます。
後は、底でじっとしています。

餌を素通りする岩魚。
食べても吐き出す岩魚。
その中で、
鋭く餌を食べる個体も増えてきました。
数は少ないですが、
完全に餌づけが成功した個体がいます。













3月29日。
水温11度。
積算温度773度。
3匹他界。
生存197匹。
半分は泳いでいます。あと半分は底でじっとしています。

今の所は、PH6、4ぐらい。
亜硝酸濃度は問題なし。
自宅に帰れば必ず水換えを行います。

新しい水を入れた時、ゴミが巻き上げられます。
その時に、水性菌がついている、食べ残した餌が固まって、舞い上がります。

それを、食べてしまう獰猛な個体がいます。
普通は、こう言った餌は吐き出すのですが、こいつは大丈夫か心配になります。














4月1日。
水温10度。
積算温度807度。
ついに積算温度は800度を突破しました。

5匹他界。
生存192匹。
4分の3は泳いでいます。














餌を素通りする岩魚は約半分くらい。
あとの半分は、餌を食べても吐きだす奴としっかり食べるのが半々くらいでしょうか?
何しろ、餌を食べてくれる個体がいるのが救いです。



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