2022年木曽川タナビラ戦記始動

山猿

2022年06月22日 22:59

【木曽川タナビラ戦記】

今年も始まりました。木曽川タナビラ戦記というカテゴリーだけで尺以上を10本。これを目標に今年も頑張ります。川鵜の食害で季節が進むと、どんどん魚の数が減っていくので5、6月が勝負です。
※長文失礼します。行列が出来る店で並んでる時など時間が出来た時に読んでいただけたら嬉しいです。


5月中旬。水温13、8度。
春の湖ルアーでの戦いで悔しさ無限ループのため木曽川に、なかなかこれませんでした。名古屋での単身赴任の私に、二面作戦は出来ない。今年初めて木曽川で釣りをしました。昨年の8月の豪雨で川がかなり変わってしまった。釣り上がりますが場所ムラが凄いです。出てくるところはタナビラがワラワラ出てくるのに出てこないポイントでは全く魚のチェイスがありません。川鵜にやられたか?
バラシ多数でやっとSOさんのハンドメイドルアー、通称魚雷がやってくれた。





23センチのタナビラ(アマゴ)です。美しい。木曽川タナビラ戦記での初物です。
この日は3時間でタナビラ1匹。バラシとチェイスは多数。川鵜は4羽みました。季節がすすむと川鵜の食害で魚がへり魚より川鵜をみる数が多くなります。進撃の川鵜です。

5月下旬。水温15、8度。
1時間木曽川へ行きました。ここも今年はじめてのポイントです。何かこの時期のわりに魚が少ないです。本来なら濃い時期で、どんどん川うの食害で減っていくのが毎年のパターンなのですが・・・。今のうちに固め打ちしないといけないのに。
そんな中、釣れたのは、ニッコウ岩魚28センチ。








尺まであと2センチでした。この日、カワウ一羽撃墜しました。すごく驚いてました。大戦果です。奴は、もうこのポイントにはこないだろう。


5月下旬。水温17度。
今回は会社の人を接待です。海釣りの人たちなので渓流釣りの装備はありません。なので河川敷が広く、キャスティング力が必要なく靴で釣りが出来る木曽川へいきました。








レクチャーしながらルアーを投げますがチェイスがありません。全く釣れない。焦るボク。
昼食を挟んで半日、釣りをやりましたが三人ともボウズ。せっかく名古屋から来ていただいたのにガイド失格です。それでも非日常が味わえて楽しかったと言ってもらえてホッとしましたが釣らせてあげたかったです。
おかしいな~。おかしいぞ~。今の時期なら絶対釣れると思ったのに。








5月下旬。水温17、8度。
この日も木曽川へ。3時間釣りをやりました。
初尺岩魚がでました。尺以上第1号です。









尺ジャスト。
日光岩魚とヤマト岩魚のハイブリットでした。

次のポイントでヤマト岩魚31センチ。
尺以上第2号です。
木曽川本流のヤマト岩魚でした。










一日で2本は上出来です。
この時期に固め打ちしないと、これから川鵜の食害でどんどん魚が減りますからね。









5月下旬。水温未計測。
今年初めてのポイントへ。
いきなり引ったくるような当たり。デカイのを秒速でばらしました。その後反応がなく2匹の尺岩魚のチェイスがありましたが食わせられず。ここも川鵜にやられてる。魚が少ないです。2羽の川鵜がやってきましたが着水を防ぎました。
次なるポイント。35センチくらいの岩魚がかかりましたがランディング寸前に潜られ、石で針を外されました。やるじゃないか。
その後、40アップの岩魚のチェイスがありましたが食わせられず。小さいタナビラのチェイスもありましたが終了。この日は、魚を見るより川鵜を見た数が上回っりました。進撃の川鵜。
2022/02/07

すでに制空権は奪われた。本来、木曽に居なかった川鵜。この日は5羽編隊や2羽編隊など多数目撃。木曽川漁協は川鵜対策どうなってる?
情報屋Fさんの話では、木曽漁協は存亡の危機だそうです。木曽町のふるさと納税で年券が買えますので支援をお願いします。






(友軍の足跡。木曽川に人がいれば川鵜の着水を防げます。木曽川にいる人は友軍です)



6月上旬。水温18度。
この日は、雨雨ニモマケズ。








1ヶ所目。川鵜が先行者。ノーチェイス。2ヶ所目。ノーチェイス。ここまでで川鵜を9羽見たのに対して魚は一匹もミズ。3ヶ所目。川鵜の着水を3回防ぎました。そして、ドン!!きた!デカイ。40UPちょうどの岩魚を無事にキャッチ。
今季尺以上第3号。








木曽川本流の岩魚は太い。







やっと良型がでました。昨年はこの時期で、すでに尺以上は6本でした。今年はその半分です。目標のこのカテゴリーだけで尺以上10本に黄色信号です。
木曽川に魚が少ないです。川鵜だけのせいではなく昨年8月の豪雨の後、あちこちで河川改修をしていて濁った水がずっと長い期間流れていたのも原因と感じます。少なくなった魚を川鵜との争奪戦をしてる状況が今の木曽川です。奪い合えば足りぬ。分け合えば余る。この言葉を川鵜に贈りたい。


6月中旬。
なかなか木曽川に行く時間が作れません。少し時間が出来たので、釣りは辞めて川鵜パトロールに2時間行きました。前回、見た5羽の大編隊を狙う。あんなのが一つの淵で狩りをしたら渓流の女王は全滅だ。川鵜には規則性がある。どこを通過するかはだいたい掴んでいるが出撃が30分遅れた為か5羽の大編隊は発見出来ず。その代わり二羽の川鵜を撃墜した。かなり驚いていた。もうこのポイントには来ないだろう。釣りをせずに川鵜パトロールをしなければ木曽川は防衛出来ない。女王は守る。制空権を奪われた抵抗軍の苦戦は続きます。






6月中旬。水温21、8度。
3時間木曽川へ。しかし、残念ながらボ。
暑いしヘトヘトになりました。渇水で水が少なく、水温も高いです。真夏の水温です。そして、やっぱり魚が少ないです。



6月下旬。水温22、8度。
2時間木曽川へ。渇水が酷い。水温は真夏並。大丈夫か??
1ヶ所。ノーチェイス。
2ヶ所目。ドン!!キタキタ。
意外にデカイ。慎重に。慎重に。ランディング中にフックが外れた。危なかった。
キャッチすると太いタナビラ。これよこれ。これは尺行ったか?
生存率を上げるために口は水から出さないことを意識します。なので撮影中に逃げられる事が多いです。まずは証拠写真。







測定するとジャスト尺。やった!!今シーズン初尺タナビラ。通称シャクタナ。
これよこれ。やっと木曽川タナビラ戦記らしくなってきた。
これで尺以上は4本目。

さてさて写真をたっぷり撮るぞ。

いきなり暴れ出すシャクタナ。












マジか・・・
その後、すぐに25センチのタナビラが釣れました。
居るところにはいる。秋には尺になってるだろう。速攻でリリース。秋には尺に育ってるはず。また会おう。








これまで尺以上は4本。ただでさえ昨年の豪雨で少なくなった魚を川鵜からどれだけ守れるか。
春の湖、ルアーでの戦いは自分との戦いですが、木曽川タナビラ戦記は川鵜との戦いです。




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