第78回 うちの怪物
前回までに岩魚は、1才のニッコウ岩魚10匹、2才のヤマト岩魚は1匹で
全部で11匹。
その中で一匹、怪物がいます。一匹だけ大きくなってます。もう誰もこの怪物にはかないません。
(右下の顔が映ってるのが2才の木曽ヤマト岩魚。下は大カジカ)
9月23日。
飼育の神様、東海林さんの岩魚もこの時は17センチと聞いてました。うちのボスも17センチです。この一匹だけは神様レベルです。
2才のヤマト岩魚は餌を食べず底で、
ジッとしています。
それでは1才のニッコウ岩魚達に負けてしまいます。ニッコウ岩魚に比べヤマト岩魚は神経質です。それが成長が遅い理由かもしれません。
デカカジカもミミズを口元に持っていっても、食い付きますが吐き出します。
アジメドジョウは何かを食べているようです。本来はアユと同じ川のコケを食べますが、私の水槽では何を食べているんでしょうか?フンをしてるので何かは食べてるみたいです。カジカはミミズを飲みこむのに時間がかかります。その間に岩魚に取られたりしてます。アジメドジョウ5匹の生存は確認出来ました。
9月28日。
大カジカが死んでいました
天然カジカの餌づけは難しいです。飼育の神様、東海林さんは、「カジカはミミズでは育てられなかった。数時間後には、吐き出す」と言っていました。うちのカジカも、痩せてきているので、私が見てない数時間後に吐き出しているのかも知れません。
10月7日。
水温17度。水温が下がり始めましたそろそろクーラーを撤去出来そうです。
アジメドジョウが1匹、ポンプの回転部分に入り込み死亡。事故死です。残念です。
今現在水槽には、岩魚達は、1才のニッコウ岩魚10匹、2才のヤマト岩魚は1匹で
全部で11匹。
カジカ4匹、アジメドジョウ3匹の生存を確認しました。カジカはミミズを食べてすぐに吐き出します。
飼育の神様、東海林さんの所の岩魚は20センチにまで成長したそうです。この技術があれば、養殖業をやっても黒字になるのでは?木曽の養殖業者はニッコウ岩魚の養殖をしてますが、コストがかかるヤマト岩魚の養殖には消極的です。
積極的に木曽ヤマト岩魚の養殖をやって欲しいです。
うちには、怪物が1匹だけですが、飼育の神様東海林さんの水槽には怪物が一杯です。
この過密飼育では、普通水質が悪化し渓流魚は病気になります。横浜の大都会で飼育している東海林さんの秘密は、塩と浄化槽。
浄化槽に姫ウリカワを入れているそうです。塩分にも強いみたいです。いろいろ考えてる横浜の都会で育っている渓魚達。
東海林さんの飼育は神レベルです。
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