沢サミット 2023

山猿

2023年11月20日 22:12








これは、インパール作戦2か?
※インパール作戦とは、第二次世界大戦で旧日本軍がインパール攻略を目指した作戦。無謀な作戦の代名詞で史上最悪の作戦と言われることになる。
2023/05/30


木曽の山の奥へ奥へ。厳しい釣行でした。あまりの厳しさに、タッサンのウエーディングシューズのソールが剥がれる。まあ、ソールが剥がれたのは、正直に言うとスタート直ぐに、はがれました。
だいちゃんがテー-ピングで補強。ナイス連携!










8月下旬。


沢サミットが開かれた。前回のサミットに出席出来なかった、だいちゃんが主役です。
今回は持ってる男1人。晴れ男1人。雨男2人です。軍師SOさんとは休みが合いませんでした。
前日入りするタッサンと合流する時には雷雨でした。持ってる男は雷を持ってきました。

その後、トラブルもありサミット会場に着くと、だいちゃんがすでにいました。だいちゃんの方が自宅出発が遅いのに逆転現象がおきました。だいちゃんは先に着きましたが練習はしていませんでした。
simaさんは激務で遅くなると言うことで3人で乾杯の練習をしました。










毎度の事ですがサミットで話し合われた決定事項は国家機密なので言えません。つまりは酔っぱらったのと記事更新が遅く内容は忘れました。ただ一つ、覚えてるのはようやく木曽漁協が花魁養殖Tアマゴ(キャバあまご)の修正に乗り出したと私が愛読している信濃毎日新聞に書いてありました。








ようやく木曽にタナビラが増えるかな。漁協も仕事しますね。次は川鵜対策ですね。高い遊漁券を払ってるのでお願いしますよ。
今回は、だいちゃんの合格者祝いでもあります。これはめでたいですね。おめでとうございます。
夜も更けてくるとsimaさんが現れました。今回は軍師が欠席なのでこれでメンバー全員揃った。次回のサミットは軍師が主役決定です。
ようやく本番。








カンパーイ!!





翌日の作戦会議を開きました。
プランAを確認。
私が立案した作戦を伝え、今回の目的を伝えます。明日は、記憶に残る魚に出会えるはず。








私は言った。
「明日は早いですよ。朝〇時に出発なので、それまでに出発準備をしてください。」

そして、定番のシメの天ぷら蕎麦スンキ入りと日本酒を胃袋に入れて寝た。
明日は七回以上笑えたらいいな。









朝、ふと目がさめたら出発の5分前!!寝坊です。
皆さん、起きてたようですが、だれも車から出てこないので二度寝した人もいるとか、いないとか。・・・・〇時に出発と言っておきながらスケジュールは30分遅れ。これはプランAは厳しいか。でも出発だ。
移動途中、人気河川の入り口に車が止まっていない。これは釣り人は少ないか??







(普通が一番。高級品は、使用価格も高いんです。普通で千円です。)

天気は晴れ。天気予報をチェックすると雨は降らないようです。雨男が揃っているのに、これはおかしい。晴れ男のおかげだ。
車止めに着くと車多すぎ先行者多すぎ。
もしかしたら違う沢に入ってるかも。そう思って目的の沢に進軍です。途中から藪こぎも。
ガサガサ!と音が鳴る。熊か?釣り人でした。先行者あり!何年もここに来てますが人と会った事がなかったです。ここは木曽の山奥ですが秘境感がなくなった。
その方が言うには、釣り人がいるからもっと奥に行かないと釣れないよとアドバイスを頂きました。
それならプランBです。本筋諦め支流を本命としました。








藪漕ぎに使用した青いガチャピンを置いて行こうかと思いましたが、他の釣り人を驚かせてはいけないと思いリュックに仕舞いました。
2023/11/07


さて、ザンマイの出番です。
まずは、ザンマイからです。すぐに釣れると思ってました。







(ザンマイとSOさんのハンドメイドルアー魚雷、不本意リップレス)




先行者がいると言うことでゆっくり釣り上がります。ルアーを投げればチェイスがあります。5センチくらいですが。
川鵜がいる!!まさか秘境にも川鵜。がっかりです。木曽漁協は川鵜対策をお願いします。
ゴミを見つけました。私はそっとリュックにしまいました。これは釣り人として当然の行為です。分かってるな~。私は下心はありませんし、ゴミを選んでませんし、鬼殺しのパックを探してるわけでもありません。
神様は見ています。








simaさんが水に手を入れてる。「これは冷たいな。水温は13度。」
ビンゴ!さすがです。水温を計ったら本当に13度でした。お見事!!
軍師のハンドメイドミノー魚雷源流用不本意リップレスにチェンジするもしぶい。ノーチェイスが続きます。一番後方のsimaさんにはチェイスがあるようです。小さいようですが。この渓はアバロンが強いか?と言うことはタナビラが主体か?アバロンはタナビラキラーです。










先行する、だいちゃんに大アマゴが!かかった分けではなくて見ただけですが逃げて行ったそうです。やっぱり居るんですね。そうゆうやつが。先行者がいるなら仕方ないです。途中からチームを分けます。私とsimaさんとの雨男コンビで遡行していきます。雨男が揃うと、なにやら天気が怪しくなってきました。今日は降らないはずだが・・・。









チェイスはある。渡る世間は豆ばかり。親はどうした?たまに良型がチェイス。ただ15センチですが。
先行するsimaさんも精神的疲れで先行交代。豆ばかり。だいぶ人が入って抜かれてる?
枝沢で1級ポイントが現れた。私が言った「simaさん、これは・・・・」
simaさんが言った。「私は言いませんよ。」
分かってますね~。さすがです。私は
【ここで釣れなければ釣りは辞めた方がいいポイント】
と言って欲しかったんですが・・・・ただ者じゃないな。











だいちゃんとタッサンとの合流地点でサワメシ。早めに食べて正解だった事を後に思い知ることになる・・・・。

後で聞いた話では、我々が苦戦中にだいちゃんとタッサンチームは、タッサンが尺クラスをプロ並みなランディングでバラシたそうです。
だいちゃんには綺麗な木曽ヤマト岩魚が1匹出たそうです。


一方我々は苦戦中。そんな時に、やがて雷が鳴り出した。まさかね。そして、ポツリ、ポツリと降りだした雨が本降りに。と言うか大粒の雨がめちゃくちゃ降ってきました。豪雨です。やっぱりそうなるよね~。雷が半端ない。恐怖を感じる雷雨。やりすぎだ。私の下心が神様にバレた。ついに神様がお怒りになった。
だれだ!雨男は?それは私とsimaさんです。
カッパを着てもビタビタになりました。
本来ならこの支流を詰めたかったですが慌てて撤退。合流場所に行くと、だいちゃんとタッサンがいました。タッサンの靴も限界だし、みんなビタビタだし撤退することにしました。結果、釣れたのは4人中で1人。それも1匹でした。
増水が心配でしたが、遡行した沢を下っていきます。雨が降って活性が上がったのか、魚が泳いでいるのをあちこちで見ました。魚居るじゃん。









ビタビタで撤退中、simaさんと
「これは車に着くと晴れるパターンですよね。」
「そのパターンですね。」
としゃべりながらテクテク歩く。ひたすら歩く。











車に着くとやっぱり晴れてました。
そうなるよね~。
今回の歩数12984歩でした。
タッサンのシューズは現場の道具で補強されてました。
器用ですね。










すみません。スタミナン7を忘れました。今回の不振の原因はそれか!戦略家軍師が居なかったのも痛かった。
写真を一発で決める撮影を見たかったです。一発で決めるなんて魂がこもってます。まさにプロです。
皆様、お疲れ様でした。サミット史上、最悪の釣果でしたが、これに懲りずまた遊んでください。
次回はSOさんの復活祭ですね。








撮る人を撮る人を撮る。



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