源流人山猿の岩魚飼育日記

うちのインドア派な家族に登山をさせたい。それが私の野望です。情報屋Ｆさんに手頃に登れる山がないか相談すると信州木曽にある児野山を紹介して頂きました。遊歩道があるそうです。
そこだ！












１０月中旬。

長男は部活で不参加でしたが家族を連れて、児野山三角点を目指して山を登ってきました。
出発するまでが戦いでした。大変でした。みんな腰が重くて動きません。
家族は登山はヤダと言います。子供達はインドアな妻に似てしまいました。準備をしろと言ってもマンガを読む始末。
行くぞ！行くぞ！言い続けて予定時間より１時間３０分遅れで出発しました。
登山はヤダと言って動きませんでしたが、遠足だと言ったら動き出しました。最初から遠足と言ってれば良かったのか？？

山でカップヌードルを食べる計画です。
だいちゃんの影響を受けカップヌードルのリッチを買ってしまいました。だいちゃんは日清の回し者でしょうか？（笑）
出発準備をしていると、荷物が多くなったのでリュックを大きな物に変更しました。
これが後に惨事になるとはこの時は知らず・・・。

登り始めるとすぐにチビが熊がでる！帰ろうと言い出しました。そして、疲れたと言い始めたのでこれは、権現滝までかな？と思いました。
長女は、「全然大丈夫だよ。」と言ってます。足が細い長女ですが体力はありそうです。













妻は疲れたと言って文句ばかり言ってます。完全クレーマーです。「急すぎ」と言ってます。私からみたら全然急じゃないです。
熊よけの鐘をならします。妻は熊が怖いらしく過剰に鐘をならします。














これからの登山の安全を祈願します。登山というとビビるので遠足でしたね。
子供達は登山＝危険＝死ぬと思っているのかも知れません。











権現滝に着きました。初めて見ました。
休憩場所も整備されてました。
滝に壺はありませんでした。釣り師には、これ重要です。













権現滝まで来るとチビはもう帰ろうと言わなくなりました。スイッチが入ったのかも知れません。
どんどん登ります。しかし、秋の紅葉シーズンですが人に会いません。人気がないのでしょうか？
妻は細い道でビビってます。危ない、危ないと言ってますが全然、危なくないです。









三角点まで後どのくらいか？分からないけど登ります。
途中にいろんなキノコがありチビが聞いてきます。私は５種類のキノコしか知らないので「毒キノコだ」と返事しておきました。でも絶対毒キノコです。
子供達は楽しそうです。何だかんだ言って楽しんでます。途中、二人すれ違いました。人がいて安心しました。
登り初めて２時間３０分。無事に三角点に到着しました。
制覇！！












しかし、想像していたのと違う。木に囲まれ景色が良くありませんでした。
何だかな～。
冬には葉っぱが落ちるので見晴らしが良くなるのでしょうか？その先の御嶽山展望台の方が景色は良かったです。











さて、楽しみにしている昼食だ。
そして、初めて知った衝撃の事実！！

バーナーがない！

リュックを変えた時にバーナーを移植したつもりで忘れてきました。
やっちまった！！
やらせではありません
贅沢とろみフカヒレスープ味も牛テールスープ味も食べる事なく持ち帰り。
いったい２リットルの水を担いできたのは何のために










何だかな～。
ビールは忘れてなかったのでビールを飲みました。
これがうまい！！
さぁ下山です。安全を心がけ下山していきます。
権現滝まで５０分で着きました。登りより倍以上は早いです。
途中、ヤマト岩魚はいないかな？とチビは魚を探していました。








帰りは２人すれ違いました。合計で４人しかすれ違いませんでした。
無事に車道まで出ると子供達は走るほど元気です。妻が一番体力がないのが分かりました。
結果的に楽しそうだった子供達。妻だけは、もう２度と行かないと言ってました。
景色が良ければまた印象が違っていたかもしれません。
私は体力的に大丈夫ですが冬は雪が多いと相当ハードになりそうです。