源流人山猿の岩魚飼育日記

木曽の寅さんとは、生まれた時からの付き合いです。
過去に私がデカイ魚を見たのでその淵に源流まで木曽の寅さんを連れていくと、
そんな魚はいなかったり、
その後、別の淵でデカイ魚を見たので今度は絶対居るからと、また木曽の寅さんをつれて行くと
不在だったり、
この橋の下にはいつもデカイのが泳いでいるんだよ！今度の今度は絶対だよ！ってのぞくと
居なかったり。
その後、絶対爆だから！いや嘘じゃないから！今度は間違いなく釣れるから！
って激務中の木曽の寅さんを無理やり湖につれて行くと
ボウズだったり・・・。
そんな事が昔から続いているもんだからすっかり私の信用はゼロ。
彼の中では、私は大げさな男と言う印象を持っているはず。
まぁ否定はできませんが
そこでひそかに信頼度アップを狙っている時に、良いポイントを見つけたもんだから
『今年は良いよ。釣れるよ。』
と彼にメールをしました。
最近好調ですからビックなトラウトが釣れる自信がありました。
『なら行こうか』
という事で木曽の寅さんへの信頼回復の為、出撃する事になりました。

そして、３月中旬審判の日

集合場所に向かう途中、期待と不安でドキドキです。もし、これで釣れなかったら・・・。私は狼少年になってしまう。て言うかすでになってる？しかも少年じゃないし。


集合し明るくなり始める時、湖に到着。
気温マイナス1度。
水温7度

開始そうそう小さいながらもチェイスあり。
いい感じです。

そしてこの日第１号は木曽の寅さんに
２０センチちょいオーバーのサツキマス。







まずは釣れた事にホッとしました。


そして、私にも同じ位のサツキマス。




よしよしと思ったのですが釣れてくるのは20センチ台のアマゴのようなサツキマスばかり。
チェイスしてくるのもこのサイズ。
あれ？ここは湖なのか？
いったいどうした？

私達はそれぞれ予定があり午前7時に撤収しないといけません。時間が気になります。
前回とは全く違う展開に焦りが





ビックなトラウトが釣れると言った手前どうしても納得の1本をとりたいところ。
そのうちチェイスすらなくなります。


なんで？なんで？どうして？どうして？モンスターはどこ？


残り10分。
18グラムのスプーンをカウント10で沈めるとようやくあたり！
今日一番の泣尺クラスのサツキマスをキャッチして終了となりました。





この日の釣果は木曽の寅さんと共に20ｾﾝﾁ代のサツキ4匹ずつ。

まさか、こんな展開になるとは・・・。こんなはずでは・・・。


湖で4匹は私としては良い方ですがサイズがでないのがなんだかな〜。

木曽の寅さん、早朝よりお疲れ様でした。
またまた期待通りにはいかなかったけど彼処に行けば次こそ絶対デカイのが釣れるで！！





ヒットルアー
赤金スプーン１４グラム。
緑金スプーン１８グラム。