源流人山猿の岩魚飼育日記

前回で第５部が終了しました。
そこで情報屋Ｆさんの出番です。情報屋Ｆさんがヤマト岩魚の卵をくれると言います。でも、手に入らないかも？との事ですが水槽の準備をします。自宅の中では飼えませんので外に用意します。










水を入れたいのですが何と外の水道は凍結。なぜ？元栓閉めたのに。そんなに寒くないのに。仕方ないのでバケツで水を運びます。ビックボスが死んだ、いわく付きの水でないのでかえって良かったかもしれません。水槽が満杯になるのに７回バケツを運びました。そしたら解凍したようで外の水道が今更出ました。
水槽の準備は出来ましたが中には何も入ってません。
卵が来るのが待ち遠しいです。卵が来なかったらどうしようという不安があります。強く想えば願いはかなう。

１月下旬。
遂にきた。岩魚の卵。約１０６個でした。まさに宝石です。
情報屋Ｆさんありがとうございます。死んだ卵を選別しやすいように卵はかごに入れます。卵が死ぬと水性菌が発生します。その水性菌は健全な卵にも移り卵は窒息し死んでしまいます。卵も呼吸しているので死んだ卵はすぐに取り出さないといけません。
第４部では、ヤマト岩魚の卵だと、もらったけどニッコウ岩魚も混じっていて、成長の遅いヤマト岩魚は駆逐されニッコウ岩魚ばかりになってしまいました。今回もニッコウ岩魚が混じっているかも知れません。私は親を見てませんからね。答えは大きくならないと分かりません。










卵には光をあてないように暗くします。水温は、４度です。岩魚の卵は、静かに寝かせておきます。
卵は本当に小さいです。眺めていても飽きません。

第６部の始まりです。








ヤマト岩魚の卵は簡単に手に入らないので第６部は失敗は許されません。数は減らさないのが理想です。岩魚は飢えると共食いします。十分に餌を与えれば魚たちは満足しますが水質は悪くなる。そんな心配の前に餌付けを成功させないといけません。そんな心配の前に、そもそも孵化した時の水質管理に失敗すると全滅です。第３部の岩魚飼育日記第２５回ではヤマト岩魚が全滅しました。そのせいで第３部はあっという間に終わりました。これから気が抜けませんがワクワクします。











卵をもらってから３日後。水温４度。
水槽を覗くと１匹生まれてる。
これは早い。
記録的な暖冬だからでしょうか？？









かごからザルに卵を移します。理由は、元気な仔魚はザルを飛び越えて泳いでいきますが、元気がない仔魚はザルから出れません。汚れの原因となる卵の殻も管理しやすいようにするのが狙いです。
これから大量孵化が始まります。






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ここからは東海林さんの水槽。






（孵化室）

東海林さんが卵をしぼったそうです。









孵化室が右の孵化室も満杯の予定だったそうです。
卵はまさに宝石のようです。
いつかは東海林さんのように採卵がやりたいです。