源流人山猿の岩魚飼育日記

２００２年から岩魚飼育を開始して前回で第４部が終了しました。
私に研究心がなく、たんなる趣味なので、しくじり続けた岩魚飼育をここで、まとめてみたいと思います。

第１部　２００２年秋～２００９年５月　　第１回～第１０回　










第２部　２００９年６月～２０１１年１０月　第１１回～第２３回　　　　










　　　　　　
第３部　２０１２年１月～２０１２年４月　　第２４回～第２９回　　　　　　










第４部２０１３年１月～２０１６年１月　　　第３０回～第８３回　












岩魚飼育は養殖ものなら、けして難しくありません。夏場でも水温を１８度以下に出来れば飼育は問題なくできます。天然魚の場合は餌づけが難しいです。生き餌なら食べますが、長く育てようとするとコストがかかります。コストを抑えたい為に人工飼料に切り替えたいですが、なかなか食べてくれません。

（写真はイメージ）





岩魚を長生きさせたかったり、数多く飼育したいとなると難易度が上がります。飼育の神様東海林さんはそれをやってのけます。東海林さんのような神レベルの飼育は一般の人にはそうそう出来ません。次元が違います。
一般的には、金魚屋さんによると・・・
水槽サイズとフィルターの種類
上部フィルターなら魚がすごく汚す上に低温では浄化細菌が湧きにくいためレイシーの大型がオススメ。
ろざいの種類でオススメはリング状のもの。サンゴ砂の粗めを入れた方がいい。炭は、安いものなら月一で交換、高いなら二ヶ月くらいで交換。

魚のサイズと収容匹数。
１２０センチ水槽なら１５㎝程度で５～１０匹。

水換えのサイクルと交換水量。
魚の収容量とろ過能力にもよりますが、私のうちの場合ですと水換えのサイクルは一週間から１０日に三分の一から半分。

餌は、大型の魚に与えるアロワナフードか大型ナマズフードが渓魚にはオススメだそうです。成分が渓流魚には合うそうです。沈む餌の場合は、食べ残しに注意。
砂利は 餌、フンが溜まらないようにみずかえの度に軽くクリーニングが必要。

フィルターの掃除、点検のサイクル。
フィルターの掃除は月一以内で必ずやったほうがいい。
水質の悪化や汚泥が貯まった砂利やフィルターに菌が発生するとの事。洗い過ぎは考えなくていいらしいです。







私は第４部で、卵から生まれた岩魚を全滅させてしまいました。
やはり、健全な飼育にはコストと手間がかかります。手を抜いたら病気が発生します。今までの教訓を生かして、専門家のアドバイスを伺いながら、もっともコストがかからず簡単に育てられる道を探っていきます。でないと誰でも長くは続けられません。行き着く答えは同じかもしれませんが、自分の飼育方法を確立したいです。成功者達は答えを知っています。その答えを聞けば正解が分かります。しかし、苦労しながら自分なりに自分の答えを導きだしたいと思っています。


２月２５日。

前回でヤバい奴を新天地に移住させましたので、水槽には岩魚がいなくなりました。水槽の水を抜きます。








行方不明のヨシノボリはやっぱりいませんでした。ヤバイ奴に食べられたと思われます。
信州木曽の渓流解禁は３月１日。仕事が忙しいのに渓流が始まるのでさらに忙しくなります。これから始まる第５部に備えて少しずつ準備をしていきたいと思います。