源流人山猿の岩魚飼育日記

信州木曽の渓流釣り解禁日は3月1日。
今年の渓流釣りの安全を願い、木曽の地酒七笑と共に安全祈願を行いました。さのやさんが始めたこの企画。私がパクリ木曽八景は全制覇。その後は、木曽八景を見下ろすをテーマに毎年行っています。毎年の恒例行事でもあり何だかやらないと気持ちが悪いのです。









時は２月下旬。


この日の朝は－５度。安全祈願の当日は良く冷えました。集合場所に着き、さのやさんはまだ来てないのでトイレへ。
トイレから戻ると私の車の隣に見知らぬ車。
（なんだよ。駐車場は広く空いてるのに。これじゃあ、さのやさんが止めれないじゃないか！）と思ったのは内緒です。
すると、さのやさん登場。車を換えたそうです。それも想定外の車でした。まさかフェラーリとは。
ネットにはフェイクニュースが溢れている。今の情報化社会で信じられるのは自分の目で見たこと。自分の肌で感じたことです。

さぁ、安全祈願へ行きますか！行かれますか！
コロナウイルス感染拡大防止のポイントはマスクをする事と３密回避。今回は別々の車で移動です。
ここは源流の里。木曽川が生まれる場所です。








行きたい展望台は、まさかの通行止め。やむなく別の見晴らしのよさげな山を登ります。それでも標高は高くない。積雪も少なくそれほどハードにならないはず。見晴らしが良ければそれで良いのです。


















歩くとメタボオヤジの脂肪は燃やされ暑いです。汗もかきます。途中で休憩。整えます。
私の荷物は多いです。さのやさんの荷物は少ないです。そこで聞いてみました。
私「何で荷物少ないんでか？｣
さのやさん「なんでそんなに多いんですか？｣
なんでだろ？なんでだろ？

積雪が多くなりここでワカン登場。付け方を忘れてさのやさんが介助。ありがたいです。







ワカンを付けると快適に登れます。しかし、脂肪が燃えて熱いです。息が切れます。
ピークを目指して、どんどん登ります。
脂肪が燃えて熱い。一人とこ夏気分です。
「ハアハア、さのやさん整えさせてください。」
休憩です。整えます。









休憩中さのやさんが言った。
さのやさん「ファイスブックになってますよ。｣
私「本当ですか？｣
さのやさん、「これを言うのは３回目ですよ。｣
私「本当ですか？｣
本当です。小さい事は気にしない。でも忘れにように。忘れないように。


登るスタミナが切れて疲れたら整え中にスタミナン７。
ちなみに私は長野県製薬の回し者ではありません。








尾根が見えた！ゴールは近い。ハアハア息が切れる私。
私「ハアハア。休憩させてください。ハアハア。｣
さのやさん「いいですよ。｣
そこで私は気がついてしまった。
さのやさんは疲れてないし息が切れてない。なぜだ？その答えは、さのやさんがターミネーターだからか？それとも私がメタボオヤジだからなのか？答えはそのどちらかだろう。ここだけの話、さのやさんはターミネーターだと睨んでます。渓流での、あの正確なキャストはマシーンでなければ出来ない。








里山のピークに到着。見晴らしの良い場所を探します。
ここで安全祈願を行います。今年の年券は赤。燃える赤。
木曽の地酒七笑と共に、年券をたてまつる。








・今シーズン七回以上笑えますように。
・カミソリが確保できますように。
・木曽川タナビラ戦記で尺以上１０本でますように。
・秋には赤いタナビラが釣れますように。
・月イチは無事におうちに帰れますように。
・悲願のM谷完全制覇が出来ますように。
・痩せますように。
それと・・・。








相模川でサクラマスが釣れますように。鱒の森も備えます。
そして、今年Ｆ１にデビューする７年ぶりの日本人F1ドライバー角田の活躍を願います。
私は７年、この時を待った。長かった～。彼も神奈川県相模原市の出身。何か運命を感じます。
角田が活躍し相模川でサクラマスが釣れたらこれほど素晴らしい事はない。
小林可夢偉以来の日本人ドライバーに期待します。Ｆ１は厳しい世界なので結果が出なければクビになります。ホンダが撤退しなければ成績が振るわなくてもＦ１ドライバーにとどまる事は出来ますがホンダが撤退する来年からは後ろ盾を失うので今年結果を出すしかない。
頑張れ角田！レットブルを飲んで支援します。
小林可夢偉以来の表彰台を！














奉った後は、さあメシメシ。山メシです。

妻が握ってくれたおにぎりと鍋焼きうどんに、すんきをトッピング。このすんきの酸味がうどんに合う！
そして、ぶり。出世魚なので縁起を担ぎます。ブリうま！これもすんきと合う！

ウマイ！

山メシ最高！ノンアルコールもウマイ！なんもいえねぇ。











今年の安全祈願は、昨年よりはハードでしたが2018年よりはハードではなかった。それなのに翌日、筋肉痛になったのがショックでした。

さのやさんが木曽の地酒七笑と共に始めた安全祈願。私がパクり・・・いや引き継いだ安全祈願は今年も無事に終了。








さのやさん、お疲れ様でした。
今年もなんだかやらないと気持ちが悪い行事も無事に終了して後は釣るだけですね。
さのやさんから学んだ仕事は段取り。そして大切なのは誠意。忘れないようにします。指摘事項があれば速報でお願いしますね。忘れないように。忘れないように。今回も知識人さのやさんにたくさん助けられました。感謝です。









渓流シーズンが始まりました。
今年も七回以上笑えるシーズンになればいいな。