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2012年02月08日

外来種に罪はない その3

その2の続きです。
最近日本の川である変化が・・・。


サカナサカナサカナ



日本の渓流で今ブラウントラウトと言う外来種が存在しています。
日本にやってきたのは、
アメリカ経由でカワマス(ブルックトラウト)もしくはニジマスに混じって?
導入されたと言われています。


いろんな方のブログを拝見していると

「今までに出会った事がない魚でした。ネットで調べたらブラウンという魚でした。」
とか

「ここに、ブラウンがいるとは思いませんでした」
とか

「ブラウンがいると言う噂は聞いてましたが、初めてブラウンが釣れました。」
とか


「最近ブラウンしか釣れなくなった。」


などなど、最近いろんな方のブログでブラウンの写真を良く見かけるようになりました。



外来種に罪はない その3

ブラウントラウト(外来種)






ブラウントラウトが釣れる川が多くなってきている印象を受けます。

北海道から西日本まで、最近はブラウントラウトが
日本の川で釣れるようになってきました。






そして、多くのアングラーがそれを喜び
当然私も、ブラウントラウトを釣って喜んでいます。
釣人とは、大きな魚、いろんな魚種を釣ってみたい。
珍しい魚を釣ってみたいと思うものです。




しかし、ブラウントラウトという魚の事を知れば知るほど在来種にとって
危険な魚だと言う事が分かりました。



外来種に罪はない その3

ブラウントラウト(外来種)





過去に私は岩魚に対して熱い想いを記事にしました。
そこでは外来種のことは触れてません。
その時は外来種が日本のトラウトにそれほど脅威になるものだという認識がありませんでした。


外来種に罪はない その3


(日本のヤマト岩魚)






きっかけは、あるテレビ番組です。
ブラウントラウトに在来種が全滅させられた北海道の川の話でした。
狭い源流域の、その川は、魚食性が強いブラウントラウトしか居ない川になっていました。


ブラウンは成長が早く大きなものは90センチにもなるそうです。寿命は5~8年だそうです。
ブラウンは25センチぐらいまでは、魚を食べるわけではありませんが、大きくなる個体は、魚を好んで食べます。ブラウンは魚食性の強い魚です。
大型になるという事は、それなりの理由があるのです。


外来種に罪はない その3


ブラウントラウト(外来種)





広い川ならまだ良いかも知れませが、細い源流域にまで入りこむブラウンは、
在来の魚を駆逐していきます。


長野県梓川では数年前からブラウントラウトの繁殖が目立つようになり、
現在では、本来梓川に生息していたウグイより多くみられる状況になってしまったそうです。




外来種に罪はない その3


(日本のウグイ)





水槽で大型のブラウンを飼育した事のある人の話を伺うと、他の魚はボロボロにされ、とても混泳させる事は出来ないという事を聞いたことがあります。


それと、ブラウントラウトと在来トラウトとの交配という問題もあります。

またブラウンの産卵時期が日本古来のトラウトよりやや遅く、日本のトラウトの産卵床を破壊してしまうそうです。
つまりは、日本のトラウトの卵が孵らなくなると言う事なんです。



外来種に罪はない その3


(日本のアマゴ)







虹鱒が外来種として問題にならないのは、(北海道は除く)
ブラウンほど魚食性が強くない繁殖しない交配しない
産卵床を破壊しないということだと思います。



外来種に罪はない その3

ニジマス(外来種)






細い源流域まで入り込む魚食性の強いブラウントラウトやブルックトラウトが
増えたらどうなると思いますか?

そして、最も厄介なのは釣り人を魅了するという事です。
それは、私も釣り人ですから良くわかります。




外来種に罪はない その3


ブラウントラウト(外来種)






ある方は、駆除するなら、外国へ移住するとか暴動を起こすと言っています。
人間ならば、移住も出来るし文句も言える。でも、渓流にいる日本古来の在来種達は、
それが出来ないのです。




外来種に罪はない その3

(日本のアマゴ)




釣り人ができることは狭い源流部で外来種と出会ったらキープして下さい。
そして、在来種はリリースする。
それしか、在来種を救う道はありません。これは釣り人にしか出来ない事です。



外来種に罪はない その3

(日本のニッコウ岩魚)




キャッチ&リリースは、魚を保護するために必要ですが、外来種の場合はまったく逆の効果となります。

日本の渓流にブラウンがいることが当たり前になると、
日本の川で外来種が生息している事に
人々は疑問を感じなくなってしまいます。
それは、本来の日本の川の姿ではありません。

そして、その意識が在来種の滅亡を招きます。


外来種に罪はない その3


(日本のイトウ)




私は、ブラウンフィッシングを否定するつもりはありません。
ただ、これ以上、生息域を広げて欲しくないのです。ただそれだけです。

ブラウントラウトを第二のブラックバスにする訳にはいきません。



外来種に罪はない その3


(日本のヤマト岩魚)






このままだと10年後、
「昔はヤマトの渓だったけど、ブラウンしか釣れなかったよ。」
「日光岩魚とブラウンのハイブリッドが釣れたよ。」

「今日も、ブラウンしか釣れなかったから、もっと上流に行ったらブルックしか釣れなかったよ。」


日本の川でこんな事にならない事を祈っています。



外来種に罪はない その3


(日本のヤマト岩魚)





外来種は日本の何処にでもいます。
だから、居る場所へ行って釣りを楽しんでください。
長野県でも、ブラウンが釣れる所があります。
そこに行って頂ければ良いのです。



外来種に罪はない その3


(日本のヤマト岩魚)






ブラウントラウトは悪くありません。
ブラウントラウトには罪はありません。
ただ、外来種だと言う認識を持って欲しいのです。
その認識があるないとでは、道が大きく変わってきます。
外来種の脅威を知っていること、気が付いていることが大切です。



外来種に罪はない その3

(日本のヤマト岩魚)




あなたの大切な川で外来種ブラウンしか釣れないと言う事が起きる前に、
対策をとらないといけません。
ブラックバスが全国に広がっていったのと同じような、過ちを繰り返してはなりません。
ブラックバスがこの国で文化として根付いてしまった過ちを繰り返してはなりません。






外来種に罪はない その3


(日本のアマゴ)



ブラウントラウトは、生態系に影響はないと言ってる方もいますが
ではどうして、ブラウンしか釣れない川がこの日本で存在しているのでしょうか。

今、天然の在来種が釣れなくなってしまった川が、この国で現実に存在しています。

外来種の広がりを止めるのも広げるのも私たち釣り人の意識にかかっています。





外来種に罪はない その3

(日本のヤマト岩魚)





外来種問題を書けば、多くの人から嫌われる事になります。


こんな記事を書かず多くの仲間とワイワイ楽しく過ごす道を進むか?
孤立してでも、日本古来の生き物の大切さを伝えていく道か?

どちらの道をいくか、私は躊躇していました。

そんな時、いろんな方のブログを拝見して、日本の川でブラウントラウトを釣り
レアものだから嬉しいとかカッコイイと書いてありました。
これは釣り師ならば、当然の感想でそう思わない釣り師は、まずいないでしょう。


それが、外来種問題の記事を書く決意を私にさせてくれました。

外来種に魅了される人が増えれば増えるほど
在来種達は、人間の為に滅亡へと加速していきます。



外来種に罪はない その3


(日本のニッコウ岩魚。アメマス系)



ある方は、
「外来種の駆除は民族浄化と同じだ」
という人もいます。

でも、外来種が在来種の生存をおびやかしている原因は人間にあります。
人間が撒いた種は人間しか摘み取る事が出来ないのです。





外来種に罪はない その3


(日本のニッコウ岩魚)






広大な外国で生息していた外来種がこれ以上、
この狭い島国日本で勢力を拡大して欲しくないのです。
ただそれだけです。

在来種がいたでなく
居るにしなければいけません。


外来種でなくても、本来日本にいる在来種でも釣りは十分に楽しめます

外来種に罪はない その3


(日本のニッコウ岩魚。アメマス系)



今ならまだ間に合う。今ならまだ外来種の広がりを止められる。

過去を変える事は出来ませんが未来は自分達がつくっていくのです。




日本の魚はたしかに小さいです。でも美しいです。



外来種に罪はない その3

(日本のアマゴ)







どうか、日本の在来種の価値を知ってください。

どうか、自然の大切さに気付いてください。




外来種に罪はない その3

(日本のヤマト岩魚)







どうか、美しき日本の在来種を守ってください。

どうか、か弱い在来種を助けてください。





外来種に罪はない その3


(日本のアマゴ)








どうか、この国を愛してください。

どうか、この国の在来種を愛してください。





外来種に罪はない その3


(日本のヤマト岩魚)






どうか、日本の在来種を追い込まないでください。



外来種に罪はない その3


(日本のヤマト岩魚)









どうか、日本のアマゴをベイトにさせないでください。



外来種に罪はない その3

(日本のアマゴ)






どうか日本の岩魚をベイトにさせないでください。


外来種に罪はない その3


(日本のニッコウ岩魚)








どうか・・・。




外来種に罪はない その3


(日本のアマゴ)







どうか・・・。





外来種に罪はない その3


(日本のヤマト岩魚)





おしまい







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この記事へのコメント
山猿さん、こんにちは。本当に今は色んな魚が居ますよね。前回の山の湖でスモール居る話、正にアングラーが放流したとか言えませんですからね。漁業権無い湖、確実に増えてくでしょうね。悲しい事です。釣り人自身が首締める事に成ります。マナーもね。飛騨の川でもブラウン確実に増えてます。先行き心配です。どうしてか?元は何かですね。
Posted by 夢追い at 2012年02月08日 14:33
夢追いさん、こんにちは。
コメントしにくい記事にありがとうございます。

彼処にスモールは、いらないです。
彼処でしばらく岩魚に出会えてません。
外来種でなくても、
釣りは楽しめます。

飛騨の川のブラウンの話も聞いています。
在来種達は、ますます追い込まれますね。

しかし、夢追いさんが熱い人とは知りませんでした(笑)
Posted by 山猿 at 2012年02月08日 14:46
外来種は、釣れてガッカリするので勘弁です

放流された派手なアマゴもガッカリします

木曽でブラウンを釣ってしまった時は、正直泣きそうになりました

源流しか行かない人の気持ち分かります

木曽では、ニッコウイワナも外来種ですからね
これ以上人為的な変化は望みません
Posted by サム at 2012年02月08日 22:35
サムさん、
コメントしにくい内容に、ありがとうございます。


放流された派手なアマゴもガッカリですよね。
分かります。あれは、木曽タナビラではありません。


綺麗な原種岩魚がどんどん追い込まれています。
綺麗な天然木曽タナビラもね。


これ以上は勘弁ですね。
外来種は勝手に増えていくから怖いです。
Posted by 山猿 at 2012年02月08日 22:50
山猿さんの気持ち、よくわかります。


小さい頃に見たイワナやヤマメ。
あまりの綺麗さに感動し、心を奪われました。

その後、色々なサカナを釣ってきましたが、
あの時の感動が忘れられず、今に至っております。


外来種は脅威そのものです。
どうにかして、在来種を守っていきたいですね。
Posted by Haseko at 2012年02月09日 00:46
はじめまして。
秋田で渓流屋本舗というブログを書いています、蛍といいます。
以前から拝見させて頂いておりました。
かなり前にコメントを残したような残していないような・・・しょっちゅう見ているのでコメントした気になっているのかも。。。笑

ブラウンですが、私の地元の川でも生息圏を拡大しています。私も何度か記事に書きましたが、山猿さんと同意見です。
ブラウンが悪いんじゃないんです、人間が悪いんです。
確かにファイトは楽しいです。でも年々その水系で釣れる範囲が広がっていくのを目の当たりにし、最近ではずっと離れた本流で大型が釣れたなんて話も聞きました。

ブラウンも数種類タイプがあるらしく、狭い範囲で行動するもの、広く行動するもの、降海するものがあるらしいです。
ブラウンは母川回帰本能があまりないらしいのですが、それが私は逆に恐ろしいです。山女のように同じ川に戻ってくるならまだしも、ブラウンのいない違う水系や支流に戻られたら恐ろしいことが始まります。

私の地元のブラウンのいる川は、以前は50クラスの岩魚が釣れる川で有名でした。ですが、今は下流域には岩魚は殆どいません。
魚止めの堰堤の上にいる岩魚が細々と命を繋いでいってる状態です。
岩魚はブラウンと性質が似ているのか、食べられ易い傾向にあるようです。
山女は素早いし流れにも強いから岩魚よりも残っているような気がします。

私もブラウンが釣れたらなるべく持ち帰っています。
私の個人的な意見としては叩かれる筋合いは無いと思います。
山猿さんが言うように、居るのが当たり前になるとなんとも思わないんです。
ですが私は年々増えるブラウンと減っていく岩魚や山女の現状をモロに体感しています。
ブラウンには悪いですが、リリースは無理です。

叩く人は逆の立場になってみればいいんです。
例えば大好きなブラックバスやブラウンや虹鱒を駆逐する、更に獰猛な魚が繁殖したらなんて言うのでしょうか?
今度はその魚に乗り換えるの?と聞きたいです。
民族浄化に例えるなら私から言わせてもらえば、日本の魚にしてみれば植民地化され現地の民族が虐殺されているようなもの、身体の大きな外人さんと戦争しているようなものです。
しかもそれが自分の意思じゃないなんて悲しすぎます。

もう完全に元の状態するのは不可能なので、せめて山猿さんのおっしゃる通り、今の状態を悪化させないようにするしかないですね。
釣りたい人はその場所に行けばいいんです。
私も釣りを始めたばかりの無知な頃は喜んで釣っていましたが、今は素直に喜べません。

私も最近外来種の脅威を感じていたので、思わず長文でコメントしてしまいました。
ご迷惑をお掛けしました。
Posted by at 2012年02月09日 05:14
Hasekoさん、コメントありがとうございます。

私は、怖いんです。
第2のブラックバスになってしまうんでないかと。



>小さい頃に見たイワナやヤマメ。
あまりの綺麗さに感動し、心を奪われました。

ですよねー。
だから、私も同じ意見なんですが、
外来種を愛してしまう人も実は、同じなんです。
ブラウンと出会い、惚れていくのです。
これが、怖いんです。
日本にいる、在来種の美しさを
私は、これからも伝えていきたいと思っています。
Posted by 山猿 at 2012年02月09日 07:49
蛍さん、はじめまして。

蛍さんの事は知ってました。
素晴らしい魚を釣っていたんでコメントしようか迷った事がありました。
コメントをして頂いたのは初めてです。
ありがとうございます。


私は、今回の記事を書くにあたり、
「ブラウントラウト
外来種」
で検索していろんな方のブログを拝見しました。
その時にも、蛍さんのブログヒットしまして、参考にさせて頂きました。

ブラウンが、降海するのが北海道でも一番問題になってました。


50クラスの岩魚が釣れる川が、今ではブラウンの川に・・・
悲しい現実です。

外来種を見て見ぬフリをしていては、日本古来の生き物は救えません。
ブラウンをキープするしか、道はないですね。
在来種では、絶対に勝てませんからね。

熱いコメントありがとうございました。
渓流を愛している事。
自然を愛している事。
ビンビン伝わってきました。
ありがとうございました。
Posted by 山猿 at 2012年02月09日 08:35
昔はバス釣りもやってました。
大きいのが釣れると嬉しかったです。

でも、諏訪湖でバスが釣れたとの報道には悲しみを感じました。

うちの近所の美鈴湖(みすずこ)という所では、ヘラブナやワカサギを保護するために、25年ほど前はブラックバスを釣ったら1匹500円で買い上げてくれました。
今ではバスが増えすぎて、バス釣りの人から遊魚料を取ったほうが儲かると思ったみたいで、買い上げは無くなってます。


ブラウンも去年3匹釣りました。

でかいのが釣れると、やっぱり嬉しいです。
でも、サムさんのブログで、木曽でブラウンが釣れたという日記を見たときも、やっぱりとても悲しく思いました。

外来種の生息域を、"楽しいから”という理由で広げていくのは、私も反対です。
Posted by 大阪商人 at 2012年02月09日 13:03
こんにちは~
記事大変興味深く拝読しました

釣りをしない私には魚のことはわかりませんが
私の趣味である植物の分野でも同様の問題がありまして
以前はそちら方面の掲示板等で議論を交わすこともありました
植物の場合は緑化やガーデニング、山野草趣味等による
外来種の侵入や山採り(野生植物の採取)の問題があります
私自身「自生種と野生の植生を守りたい」という立場ですが
「そもそも自生とは何か?」「どこまでを外来とするか?」
「山採り(キノコや山菜含む)で生計を立てている人はどうするのか?」など、
突き詰めるほどに難しい問題が多く私など素人の手には負えません

クローバーを駆逐しろと言われると悲しくなってしまいます・・
山猿さんの「外来種が侵入、定着する前に対策を」とのご意見に同意です

そして、一番ショックだったのは
「あるサーキットを建設した際に貴重な固有種が失われた」
という話でした・・・

専門家でもなく、聖人君子にもなれない私にできることは
できるだけ事実を把握し、深く考え、できる範囲で努力する(気をつける)
そして身の丈に合った形で発信していく、今はそう考えています
しかし・・他人に伝えるって難しいものですね・・・

こういう問題は、意外に同趣味の当事者でも知らない、
目をつぶり見ないようにしているという向きが多いものです
現状について情報を発信することそのものに意味があると思います
今後もご自身の信念の下に、記事を書かれることを期待します

直接魚とは関係のない話、また長文失礼しました~
インフル回復されたようでよかったです^^では~
Posted by カゴノトリカゴノトリ at 2012年02月09日 14:01
大阪商人さん、
私も、バス釣ってみたいですよ。
でも、脅威を知っていること、気が付いている事が大切ですね。


バスで遊魚料をとるんですか。
そうやって遊ぶ場所は残して欲しいです。
ただ、そこから広がって欲しくないですけどね。

ブラウンでも、でかいのが釣れると、嬉しいですよね。
それは、わかります。だから、魅力的なんですよね。

ただ、日本古来の魚が追い込まれるのが問題なんです。

影響ない
と言ってる人は、何も考えないんです。


これ以上、
外来種は広がって欲しくないですね。
Posted by 山猿 at 2012年02月09日 15:37
カゴノトリさん、
インフルエンザ回復しました。
ありがとうございます。
川や湖のような閉鎖空間で今大変な事になっています。
厄介なのは、釣り人を魅了する事です。


植物の分野の事は、分かりませが、
外来種の侵入って難しいですね。
鳥が運ぶ場合もありますし。
鳥が運んで来たなら外来種ではないんじゃないか?とか・・・

山採りも問題なんですね。
採りすぎはいけませんが、生活している人もいますしね。
植物の問題も揉めそうです。

魚はそれに比べてシンプルですが、
駆除となると無理です。
だから、密放流だけは、絶対にやってはいけないんです。


>「あるサーキットを建設した際に貴重な固有種が失われた」

これは、私もショックです。本当なんでしょうか。
開発には、どうしても犠牲は伴いますが、
本当なら悲劇です。


他人に伝えるのが一番難しいですよね。
言葉は、勝手に変化しますからね。

自分の信念を堂々と!
私も頑張ります。
カゴノトリさんも頑張ってください。


長文ありがとうございました。
しかし、熱い人ですね。
真剣さが伝わってきましたよ。
Posted by 山猿 at 2012年02月09日 15:54
山猿さん、初めまして!訪問&コメントありがとうございます。山猿さんの思い・・・個々に対しての配慮と熟考された上で、書かれたものだと感じています。

僭越ですが、僕の思いも書かせて頂きます。長文になるかと思いますので、ご容赦ください。

「外来種の繁殖問題」

今の国際化時代を象徴する問題です。そして、そこには、何らかの形で、人間が関与しています。

やっかいなのは、人間には・・・

「価値観」

があり、それが個々に違っているという事・・・その結果、一方の価値観に基づく行動が、他方の価値観を脅かすことになる。

ブラウンを身近で釣りたい人・・・

ブラウンがこの国の生態系を破壊するのを危惧する人・・・

それぞれが、自分の価値観を持っています。

何に価値を見出すかは、個人の自由ですが、ただ、その価値観のみが「正義」であるかのように振舞うと、「暴挙」になってしまいます。

ブラウンが釣りたい→だから近場の渓流に放す

の“価値観”が、後に招く結果まで予想された行為であったか・・・

その行為に、個人的に責任が持てるのか・・・

個人的には、日本古来の生態系を守ることに関しては、僕は絶対に必要だと思っていますし、外来魚の闇放流は、絶対にするべきでは無いと思っています。

理由は、その魚が、その国で生まれ、生息してきたのは、その生息地の自然環境に適合した進化の結果であり、その場所だからこそ、繁殖できた種だからです。それを条件の違う他の国の自然に放せば・・・生態系は、確実に壊れます。

ただ、それを声高に叫ぶことをしていないのは、「自然破壊」という大きな目で見た場合、僕自身が、河川整備により水害に合わない地域に住み、ダムの水力発電によって起こされた電気を使用し、その恩恵により、快適な生活を得ている現実があるからです。だから、自然保護団体の活動は、意義のある事だと思っていても、僕は、そこに参加する資格が無いと考えています。極論すれば、真の意味での自然保護とは、文明を離れ、自然の中で裸で生活できる覚悟のある者のみが叫ぶ資格があるはずだからです。僕には、それができません・・・

僕の釣行する渓流のアマゴは・・・漁協の稚魚放流によって成立しています・・・

僕の釣行する渓流で繁殖しているイワナは・・・遠い昔の人為的な移植によるものと聞いています・・・

どの時点での生態系を「本来の姿」ととらえるかは、難しいです・・・

ただ、その現実により、釣りを楽しんでいる自分がいて、その人為的な恩恵(?)に浴している事実があります。

そのパラドックスの狭間に・・・アングラーとしての僕の姿があります。

でも、大切なのは・・・山猿さんがおっしゃっている通り、「その外来種が在来種に与える影響」自覚している事であり、個人の価値観と他人の価値観との共有と理解を深めた上で、自分の行動を決めることだと思います。

少なくとも、僕自身は、これ以上の外来種の拡散は望みませんし、個人レベルでは、自然破壊につながる行動を避けていきたいと思います・・・

乱筆、長文、失礼いたしました。
Posted by ぐんたろ at 2012年02月11日 10:05
ぐんたろさん、わざわざコメントありがとうございます。

ブラウントラウトで検索すれば、ヒットするブログは多いですが

それに外来種と入れると、ヒットするブログは少なくなります。
又は、記事が古かったりします。
それだけ、外来種と言う認識がないのでは?
又は外来種問題に関心がないのでは?
と思い記事にしました。



「価値観」
そうですね。これがあるから人間は厄介なんですよね。
もう一つ人間がもっていて厄介なものに
「利害」
これがあるが為に、政治も前に進みません。
人間は厄介です。
そして、私もその厄介な人間です。

人間は大なり小なり
生きていくには環境を破壊しています。
自然を犠牲にして生きています。

ぐんたろさんは、
しっかりその事を自覚されてますね。

在来種を守りたいのであれば、
釣りをしている私は外来種問題を書く資格すらありません。
しかし、外来種の広がりを黙って見ている事も出来なかったのです。

ブログでは、誰も書きませんし。

ただ、たしかにどの時点での生態系を「本来の姿」ととらえるかは、難しい事ですね。



いろんなブログを見ていて、
「源流釣り師は環境破壊者だ!」
と言ってる方がいました。

たしかにそうだと思いました。
いろんな人、
いろんな価値観がありますね。



素晴らしいご意見ありがとうございました。
感謝します。

私が恐れていたのは、2っ。

一つは炎上。

もう一つは、無関心によるスルー。

関心のない人に是非とも考えて頂きたい問題なのです。
Posted by 山猿 at 2012年02月11日 14:16
こん○○は(昼夜兼用)

魚だけではなく、「外来種」については問題があると考えています。
こと魚においては、私はブラウンもレインボーも外来魚と認識をしています。
現時点では「拡散」しないような工夫をするしかないと思いますが、現実的には厳しいです。
漁協は「増殖方法」のひとつとして「種苗放流」という形でレインボーを放流しています。地元の河川でレインボーが繁殖しているのか不明ですが、他の生物に与えるインパクトは少なからずあるでしょう。漁協には「種苗放流」ではなく、「生息環境の保全・改善」をメインにして欲しいと願っています。

南アルプスを「自然遺産」へ登録を推進する動きがあるようですが、生態系が崩れ既に自然が失われつつあり、さらにリニアが地下を通り、外来動植物の繁栄が進んでいる所を登録する価値があるのでしょうか?私は疑問を感じます。

すみません、話がそれてしまった感がありますが、魚だけではなく他の動植物の「外来種」問題も注視していきたいと思います。
Posted by mckee at 2012年02月11日 21:39
mckeeさん、こんばんは。
コメント、感謝します。


そうなんです。
魚だけではなく、「外来種」は、問題です。
植物、動物、昆虫
今、日本には外来種がたくさんいます。
余裕が出来たら今度は、昆虫をやろうかと思っています。

レインボーは、本州では、ほとんど繁殖しないそうです。
産卵が春で、孵化するまで大量の雪解け水が必要で
本州には、そのような場所が一部にしかないと聞いた事があります。
繁殖する北海道では、それなりに問題がある魚のようです。


〜漁協には「種苗放流」ではなく、「生息環境の保全・改善」をメインにして欲しいと願っています。


全く同意見です。
私も同じ事を思っていました。
漁協の仕事は、魚を放流する事だけではないのですが
今、木曽漁協に熱意のある人がいるか疑問です。
いても、影響力のあるポジションにはなかなか着けないでしょうね。
(長老達が居座っている)



南アルプスを「自然遺産」へ登録を推進する動きは良く新聞で見ます。
環境保全にかなり力を入れないと無理でしょうね。
仮にリニアが通らないとしても、
登録は難しいでしょう。

難しい記事に、
コメントありがとうございました。
『ルアーマンは外来種が好き』
と言うイメージを持たれますが、そんな事はないと
皆様のコメントで証明されました。
Posted by 山猿 at 2012年02月11日 23:04
こんにちは
生態系原理主義者と分類されてしまうのですね。
学はありませんが素朴に日本古来の淡水魚が好きです。
釣りを初めて数年ですが、やるには色々な釣りがあり何を釣りたいのかそこからでした。私は綺麗な魚に出逢いたいと思いました。
そして出逢ったのが、山猿さんのブログです。
なので、何故か?何が外来種なのか知っています。
ヤマトに魅せられました。
タナゴや色々な淡水生物を水槽で飼育するようになりました。
純粋に日本古来からいた魚ほど貴重で美しいと思います。
母性本能なのか?小さい魚程に可愛くて愛おしいと思うし、大きな魚は怖いです。下手なのでそんな大きいのにも出逢いませんが・・・(汗)
アマゴの稚魚の群れなんてタマンナイです。逢いたい魚は、30未満です。
延べ竿での限界はあると思いますが、魚を感じたいです。

放流種や源流に近い場所での放流などの問題もあると思いますが、漁協が放流しても、15cm未満のアマゴをかき揚げにするのかと思うくらい釣って持ちかえる人は度々見ます。貴重だと言いながら、私も大きい放流アマゴは食べますので、矛盾している人間です。
幸いなことに、ニジマスやニジマス&アマゴには出逢いましたが、バスにはまだ出逢っていません。逢いたくないです。

そして、川の工事です。たちまち平らにされてしまい魚が住めない環境にされています。人間を災害から守ることも大切ですが、やり方があると思います。
Posted by いわし at 2012年02月12日 06:54
いわしさん、こんばんは。
素直なコメントありがとうございます。
中には、生態系原理主義者と分類する人もいるみたいです。

「ルアーマンは外来種好き」
「餌釣り師は、根こそぎ族。」
そう分類する人も世の中にはいます。
分類したければ、すれば良いですが、
それには、何の意味もありません。
私も、学はありませんが、渓流魚が好きです。
ただ、それだけです。
いわしさんが、生き物が大好きな事がブログから伝わって来ていたので、
私の方からリンクをお願いした経緯があります。
今までと変わらず、ブログを続けてくれたら嬉しいです。
いろいろありますが、堂々としていれば良いと思います。
しかし、昨年のアマゴの尺ものは、印象深かったです。


日本の渓流魚のおかれている状況は厳しいです。
川にもバスがいる時代です。
ブラウンは特に、在来種を駆逐していきます。
まずは、それに気づいている事が大切です。
無関心の人に、真剣に考えて欲しいと思います。
無関心の人達がスルーしてしまうのは、
私の文章力のなさです。
残念です。


私は、釣りをやります。
渓流魚を大切にしていると言うと矛盾が発生します。

それでも、渓流魚が大好きです!
Posted by 山猿 at 2012年02月12日 21:23
難しい問題ですね。

僕はバス釣りもしますが、メインは海なのであまり外来種問題に対して深く考えた事がありません。
しかしながら温暖化の影響でしょうね。
海でも今まで見なかった、熱帯の魚が多く見られるようになってきました。
先日なんかクマノミを釣ってきた人もいましたから。

何とも中身の無いコメントになってすいません(笑
Posted by シュニチロシュニチロ at 2012年02月13日 23:08
シュニチロさん、
引っ越しは終わりましたか?
わざわざコメント感謝します。

トラウトの聖域まで勢力を拡大した外来種。
どうしたら、拡大を止められるのでしょうか。



この記事を書いて炎上を心配してましたが
どうも多くの方がスルーしてしまいました。関心がないのか?相手にされてないのか・・・。


ノルマンディーに上陸し、
一発の銃撃も受けず
ベルリンまで来てしまった感じですよ。




〜海釣りで今まで見なかった、魚が多く見られるようになってきました。


地球の気候に変化があるようですね。
そうゆう事も、自然を相手にしてるから
気がつくことが出来ます。

世界のリーダー達や
この国の政治家さんも
もっと自然と遊べば、いろいろ気が付くと思います。
政治家さんに、釣りをすすめてみたいです。
政治家を目指してる子供がいたら、自然と沢山遊んで欲しいです。
Posted by 山猿 at 2012年02月14日 08:31
はじめまして。こちらのブログにふらふらと辿り着きました。
僕の今年の目標のひとつにブラウンが釣りたい、てのがありましたが考えさせられる内容でした。そこまでブラウンが繁殖しているとは考えなかったからです。じゃあ、釣りを止めるか、と言われれば止めませんからもし自分の行った川でブラウンが釣れたらキープするようにします。
おっしゃる通り釣りびとが考えて行動することは出来ると思います。
大きく受け止めてブラウンを通じて今自分が住んでる町や好きな川、山、海など自然について考えるきっかけが釣りびとから発信され釣りをしない人達にも広まっていけばいいなと思います。
ブラウンに罪はありません。ただ一生懸命いきてるだけです。
Posted by 板前しんちゃん板前しんちゃん at 2012年02月14日 22:18
板前しんちゃんさん、
お名前は存じております。
コメントありがとうございます。

私も、以前はブラウンを釣りたいと思っていました。
管理つり場でブラウンを釣り喜んでいました。
あのテレビを見るまでは・・・

それから、ネットでいろいろ調べました。

いろんな方のブログを見て来ました。

そして、ある結論に達しました。
それが今回の記事を書くきっかけになりました。

生態系が大切なら釣りを止めろ!
と言われるのは分かっています。
しかし、書かざるを得ませんでした。
それは、強い危機感を感じたからです。

炎上は覚悟してます。
でも、第二のブラックバスにする訳にはいきません。

ブラウンに罪はありません。
彼らは、人間に拉致された被害者なのです。
罪なのは、人間なんですよね。
そして、私も罪深い人間です。
Posted by 山猿 at 2012年02月14日 23:01
難しい問題を取り上げましたね。
外来種に罪はまったくないですよね。そしてその外来種を最初に日本に輸入した人も実はあまり罪に問いたくは無いんですよね・・・
当時の食料事情を考えると、成長が早く、繁殖力の強い魚をと考えて・・・
結局ほとんどの外来種(バスも含む)は食用として輸入されています。

問題は食料事情(自給率とは別)が改善され、その外来種を食べる必要がなくなってしまった。そしてその外来種が遊びのターゲットになってしまったのが一番の問題。

釣り人はどうしても人より大きな魚を釣りたい、たくさん釣りたい、釣果を自慢したいと思ってしまいます。
実力が無い人がやりたがる行為が「自分の近くに自分だけのポイント」を作る。他の実力ある人と競わずに簡単に大物をたくさん釣る。それを自慢する。
そんな「釣果主義アングラー」によって外来種が広げられているのが一番の問題だと自分は思っています。
Posted by SO at 2012年02月17日 00:00
SOさん、コメント感謝します。

ブログ炎上覚悟してましたが、一発もまだ撃たれてません(笑)


さすが軍師。
外来種問題まさにその通りです。

外来種に罪はありません。
彼らは外国から拉致された被害者なのです。

ブラックバスがやってきたのは、そもそも
食料事情改善の為みたいですね。
当時の天皇陛下が大変喜んだとか・・・。

ところが、その成長が早く、繁殖力の強い
のが今では大問題なんですよね。

そして、密放流で日本全国へ・・・。

今、ブラウンがそれと同じ事になろうとしています。
外来種の問題は、釣り人を魅力する事にあります。

私の願いは単純です。
外来種がこれ以上、広がって欲しくないのです。

どうしたら止められるのか?
釣り人が考えていく問題です。
Posted by 山猿 at 2012年02月17日 00:26
一度放流された外来種は・・・
人の手でなくても、他の地域に飛びますね。

そう・・・
鳥もね。運びますよね。魚の卵のついた草なんかを・・・
たとえ草に産み付けなくても・・・ね。 

止めるのはとても難しい問題ですね。

弱肉強食の自然界。
ブラウンも在来種も共存できれば一番いいのにねぇ
Posted by ちさやん at 2012年02月18日 16:30
ちさやんさん、
コメント感謝します。私の知り合いは余呉でワカサギ100匹くらい釣ったみたいですよ。


本来、日本にいなかった外来種が人の手で日本に上陸し、
全国に勢力を拡大していきました。
たしかに、日本に拉致された外来種が人の手でなくても、広がるでしょうね。
放流事業で、混じってしまう場合もあります。

ただ、住む場所を追われている、日本古来の生き物がいるのは事実です。
人間の身勝手な価値観によって、絶滅の危機に直面している生き物がいます。


外来種問題でやっかいなのは、
駆除が難しい事。
そして、釣り人を魅了する事です。
ここだけの話、最近、ある場所でブラックバスが発見されました。
そして、ブラウンもです。
日本古来の生き物は外来種には、絶対に勝てません。

人間の価値観で、日本古来の生き物を絶滅させる事は、絶対になりません。
そんな事したら、いつか地球が人間を絶滅に追いやるでしょう。
その前に、人間は核兵器で自ら絶滅させる事が出来ますけどね。



ブラウンは性質上、非常に危険な魚です。

たしかに、共存できれば一番良いです。
私のブログは、まだ炎上してませんが、
外来種問題で
日本人同士、不毛な争いが起きる事もないですからね。
Posted by 山猿 at 2012年02月18日 17:09
去年、某川で大きなブラウンを釣りましたがここのコメントを読んでいると釣り師としての自分は喜んでいるものの、日本の固有生物の影響を考えると確かに複雑です。確かに嫌ですよね、自分のいつも行く川でアマゴが居ないでブラウンばっかりになるのは・・・・。
Posted by サツキマス天使 at 2012年02月20日 05:47
サツキマス天使さん、
大きなブラウンを釣りましたか。
「大きい事は、良い事だ!」
って村田さんが言ってました。
素直に嬉しいですよね。
私も釣り師ですから
大きな魚を釣りたいです。


私は、あるテレビを見てから、
ブラウンの事が知りたく、いろんな方のブログやホームページを見てきました。

ニジマスは、繁殖する北海道を除いては、
そんなに生態系に影響がない魚のようですが、

ブラウントラウトは、
日本古来の生物にとって危険な魚だと言う事がわかりました。

それで、今回、炎上覚悟で記事にしました。
日本の川に天然の
アマゴ、ヤマメ、岩魚がいなくなってしまう前に
自分の出来る事をやっていきます。

第二のブラックバスにならないように祈っています。
Posted by 山猿 at 2012年02月20日 17:48
在来種は
大切なのに
外来種は
大切じゃないと?

あなたは
在来種を大切にとか
言ってるわりに
何匹岩魚の稚魚
殺しました?

確かに俺も
在来種の魚は
大切だけど
何を根拠にブラウンが
悪いと言える?

在来種が減ってるのは
なにもかもが
魚のせいではないと
俺は思うよ?

ちゃんとルール守って
釣ってますか?

釣り場にゴミが
落ちてたらそのままに
してませんか?
15㎝以下の魚
リリースしてますか?
自然に感謝する気持ち
忘れてませんか?
魚なんか釣れて
当たり前って
思ってませんか?

なにもかも
悪いのは
人間自身なんです。

外来種だって
好きで日本って国に
来たんじゃ
ないんです。

故郷とは違う環境で
生きて行くのに
必死なんです。

それを
連れてきた
日本人が
悪人呼ばわりしたら
外来種は一体
何なんですか?

何のために
この国に
きたんですか?
悪者になるため?

わたしは違うと
思います。

それを今更
こんな風に言われたら
外来種が
かわいそうです。

だからといって
わたしは外来種を
大切にしろとは
言いません。

人間一人一人の
行動がすべて
水辺に反映
しているのです。

生意気なコメントで
すいませんm(__)m

でも
外来種を悪者
呼ばわりするのは
あんまりです。
Posted by あ at 2012年03月18日 04:12
あさん、コメントありがとうございます。

そして、解禁だ!!
とテンションが上がってる時に申し訳ないです。
本当は、昨年秋、禁漁になってからアップするはずが、春まで遅れてしまいました。

文章を書くのにエネルギーを使いませんでしたか?
私もここまでの文章を書くのにかなりエネルギーを使いました。

それだけの想いがあるのです。


人の価値観はそれぞれ。
でも、外来種を外国から持ってこなければ、
私達は外国種の楽しさを知らずにすんだのです。

在来種でも、釣りは十分楽しいです。

人生において、失って初めて気づく事があると思います。

でも、失ってからでは遅いのです。

私が、多くの岩魚を殺したのは、事実です。
そして、外来種が在来種を駆逐しているのも事実です。
Posted by 山猿 at 2012年03月18日 06:55
わたしはあなたの記事を
否定するつもりは
ありません。

釣り人すべてが
悪者でないし
魚類すべてが
悪者では
ありません。

お互いが
お互いを認め合い
お互いを尊敬しあい
お互いを高めた時
釣り人のモラルが
達成されると
思います。

わたし
まだ19ですが
漁業組合員になって
始めて
自然の大切さと
釣り人のモラルを
実感しました。

味○川で
茶髪で長髪の
小僧をみかけたら
話しかけてください。

メガバスの
フィールドテスター
兼ねて
赤いメガバスのダウン
着てるので
わかりやすいと
思います(笑)
Posted by あ at 2012年03月18日 08:42
あさん、再訪問ありがとうございます。
そして、私のブログを読んで頂きありがとうございます。
かなりスルーされてましたので。

私も、バスフィッシングなどを否定するつもりはありません。
しかし、木曽にもバスがいる沼があります。これは、残念な事です。
人間の価値観によって、追い込まれる生物が可愛そうです。
これ以上、外来種が広がって欲しくない。
ただそれだけです。


19歳ですか。
うらやましいです。

私は、40近いおっさんです。
体力の衰えを感じますよ。
身長は低いです。


味○川で茶髪で長髪ですか。
目立ちそうですね。

いずれ、必ず何処かで会うと思います。
会っても殴らないでくださいよ。
オヤジにも
ぶたれた事がないのでね。
(ガンダムのアムロ風)
Posted by 山猿 at 2012年03月19日 18:22
はじめまして、ブログ拝見させていただきました。
外来種問題、自分も全く同意見です。
私の地元は埼玉県川越市です。
地元の川はバスだらけ。
50アップのスモールも釣れます。
つりとしてはおもしろいのですが、昔よく釣っていたクチボソが釣れなくなりました。
タナゴの数も減りました。
自分が生まれ育った川の生態系は完全に崩されました。
日本の川を守りたいというその気持ち、共感します。
Posted by みかん at 2012年10月03日 11:38
みかんさん、こちらこそ
はじめまして。

沢山の人が釣りを楽しみ
無数のブログが存在してます。
その中で、どのくらいの人が外来種問題を書いているのでしょうか?
どのくらいの人が生態系に感心があるのでしょうか?


私は、非常に危機感を感じています。
それは、みかんさんのように生態系の変化を感じている人が
多くないと思ったからです。

100年前は、埼玉県川越市の川は何が住んでいたのでしょうか?

今から、釣りをやり始めた人や
これから、釣りをやる人が
バスを釣ったら、その人達からすれば
バスは外来種ではなくなります。

それが一番の問題なのです。
そして、在来種は絶滅します。
人間の価値観を自然界に押し付けるべきではありません。

私のブログを批判している人達がいるのは、知っています。

彼らに分かって欲しいとは言いません。
気がついて欲しいのです。
人間の価値観の為にクチボソとタナゴが絶滅するような事があってはなりません。
どんなに非難されようと
日本の川の生態系は守りたい。
自分の為ではなく未来の為に。
Posted by 山猿 at 2012年10月03日 13:53
コメントが入力禁止単語とやらでアップ出来ないのです(泣)。
因みに自分は山猿さんの意見を全面支持します。
改めてコメントするにはどうすれば宜しいでしょうか?
Posted by なまず静岡 at 2015年04月19日 15:04
なまず静岡さん、初めまして。
誹謗中傷が怖くて、禁止単語を入れています。
今、解除しました。
ご迷惑をおかけしました。
誹謗中傷にも負けないよう信念を持ちたいと思います。
Posted by 山猿 at 2015年04月19日 16:02
改めましてなまず静岡と申します。 ちょっと渓流魚飼育に興味がありHPを拝見させて頂きました。 わざわざ禁止解除して頂いたのですね。 申し訳ありません。 
さて外来魚問題、難しいですね。 ブラウンも虹もバスも本当に美しい生き物たちですけどね。
でも本来日本に居てはいけない存在です。 自分は渓流釣りはちょっと敷居が高すぎるので無頓着ですが、ナマズ釣りの時によくカムルチーやアカミミガメ、ウシガエル、アメリカザリガニ、ジャンボタニシ等を見かけます。 また放流、ペット放棄由来と思われるコイ、スッポン、クサガメ、キジ、カモなども沢山います。ここではメダカ、モツゴ、フナ、オイカワ、ドジョウ(放流起源の可能性在り)、ヒバカリ、ヌマガエル等は彼らとうまく共存出来ている様に思えます。 まあ、実際は彼らに聞かないと分かりませんが。あと自分の溺愛するナマズもここ静岡には江戸時代に移入された可能性が強いとのことです。もう何が自然で何が人為なのか分からなくなりますね。 自分的には大好きな環境ですが。
この様に書いているとまるで外来種駆除に反対しているかの如く思われるかもしれませんが自分は駆除推進派です。 外来種による在来種への悪影響を否定するのは無理があると思います。でもただ殺すのではなく出来るだけ有効利用してあげたいですね。例えば外来魚は素晴らしいフィッシュミールになると思いますし、よく肉食観賞魚用に冷凍のドジョウやらワカサギやら販売されているのですがそれがバスやギルの幼魚で在ったらよく売れるのではないかと思います。
でもホント人間は愚かですね。よその土地から生き物(場合によっては人間すらも)無理やり連れてきて、自分達の利益に繋がらないと見ると直ぐに駆除や排斥を叫ぶ。 大自然を似非雇用の為の公共事業で破壊する。印鑑の為に象を殺す。 マグロやウナギなどの漁業資源を採り尽くし、挙句の果てに隣国のせいにするなどやりたい放題です。
自分はスポーツフィッシング(特にフライに興味あり)大好きですが山猿さんの意見を全面支持します。
スポーツアングラーはもっと在来魚の素晴らしさ及び彼らを育む日本の自然の尊さを認識するべきです。
正しいことをしているのですから誹謗中傷にも負けず頑張って下さい!
以上、長々と失礼致しました。
Posted by なまず静岡 at 2015年04月21日 01:22
なまず静岡さん、
再登場、ありがとうございます。そして、熱いコメント感謝します。
禁止単語解除しました。是非、意見を聞きたかったのです。
クールな人が最近多いですから嬉しいです。
誹謗中傷に負けないよう頑張ります。

ナマズ釣りをされているんですね。実は、私もナマズ釣りしたいと思っています。ブログをやっていたら教えてください。

外来種を良くみかけるんですか。困ったものです。
こちらでは、外来種と言えばニジマスです。
でも、私は共存出来ているように思いますが、それはおっしゃる通り、人間の考えであり、真実は在来種に聞かないとわかりません。

外来魚問題、難しいです。でも難しくしているのは、我々人間なんです。
おっしゃる通り、外来種の悪影響を否定するのには、無理があります。
その事は、皆さんのブログですでに証明されています。
それに、気がつかない人は多いですけどね。


人間同士、論じても意見は衝突し、争いになるだけです。我々人間は、人間以外の生き物と対話をしないといけないのです。

外来種を無駄死にさせないよう、資源として有効活用したいですね。

渓流釣り、是非やりましょう。日本の在来種は美しいです。
一緒に在来種の素晴らしさを伝えていきましょう。

また、遊びに来てください。
Posted by 山猿 at 2015年04月22日 14:49
 
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外来種に罪はない その3
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