源流人山猿の岩魚飼育日記

人間は他人には厳しく、自分には甘い。
ネットでは誹謗中傷の嵐。世知辛い世の中。

おもしろき　こともなき世に　おもしろく
高杉晋作　享年２９歳。


木曽川本流で化け物が釣れる人は名手と呼ばれている人達。探求心があり、美学があり野心がありセンスがある。
そして、何より努力している。そんな人達は凄いと思う。私にあるのは気合いと根性。それでは木曽川のモンスターを釣る事は出来ないだろう。私は名手にはなれない。だけど、木曽川本流の化け物を追い続ける。釣れない釣り師は迷手。
そんな迷手が木曽川で化け物を釣ろうなんてあまりに無謀。








　【木曽川タナビラ戦記】


７月中旬。

夜勤アケで岐阜県の職場から信州木曽に帰ってきました。次の日も仕事でしたが夕方４５分だけ木曽川へ行ってきました。
天気雲　気温２７度。水温１８度。
最近の高温で水温がかなり高いです。草もかなり丈が伸びボウボウになってました。













入渓地点からダウンで釣っていき、戻りはまたアップで釣っていきます。チビのタナビラ（アマゴ）のチェイスがあっただけで、あっと言う間に終了です。
チビのチェイスに熱くなってしまいました。狙いは、木曽川に潜むモンスターなんですが（汗）

今回一軍ミノーロスト！痛いです。




７月下旬。

早朝出撃予定が起きれず、夕方、時間を作って一ヶ所気になる淵があるので、そこに３０分勝負で出撃。
木曽川本流で釣りをするのに困るのは、車の置き場所
地元の人に迷惑をかけてはいけないから、あっちへうろうろ　こっちへうろうろ　やっと車を止め、準備していると年券がない！
しまった忘れた。なんだかな～。
このまま釣りをしても良いんですが、最近釣り券を持ってない人が多いので、
同じ密漁者と思われるのも気分が悪い為、戦わずして撤退。無念。













７月下旬。

前回の無念をはらすべく、早朝出撃。朝起きれないので早く寝ました。
「早く寝て朝早く起きる」作戦です。
天気晴れ　水温１６度。

２時間勝負です。まず一ヶ所目。以前より気になってる淵へ
異常なし。


二ヶ所目。テッパンポイント。さっそく２匹のチェイスが。小さいですが増水の引き水で活性が高いです
やる気です。これは釣れる
ミノーで反応が無くなったので次は、スプーンで底をころがしてみます。
ドン！
ジジジー。
ドラグが鳴ります。しかし、バレ！！

ドラグ弱すぎ！！

三ヶ所目も、２投目くらいで尺クラスの魚のチェイスあり
岩魚だ！

釣れず、核心部にルアーを投げると３５センチ位の魚のチェイス。
これも岩魚だ！でもルアーとの距離があり、ゆら～と追ってきた感じです。
私は迷手。名手だったら釣れていたと思います。しかし、魚はいた。嬉しくなりますね。











８月上旬。

前日は名古屋に行ってきました。暑かったです
今は、名古屋への単身赴任は解消しました。よくこんな暑い所で仕事をやってたと思いました。それに、今は自宅から職場に通勤しているので釣りに行く回数が増えました。わずかな時間でも竿が振れるのは幸せです。


早朝２時間のみの勝負です。入ろうとしたポイントに川鵜がいました。ここは駄目だ
移動

そして、前回一番調子が良かった淵へ。ここでは川鵜は見ていません。まだ川鵜にバレてない？？
前回は増水の引き水で活性が高かったですが今回は何事もなく
ジワジワと核心部へミノーをキャストしていきます。

一軍ミノーロスト！辛い










２匹の２０センチ位の魚のチェイスあり！！
ミノーとの距離があり釣れません。そして、核心部のやや手前でルアーを着水させゆっくり巻いてみる。
デカイ！！
４０ＵＰの魚。鯉じゃない。
しかし、見切り早！！

見ちゃった
あれをどうやって釣るか。その答えを名手達は知っている。私は知らない。私に美学は追及できない。センスもない。探究心もない。釣りは、気楽に楽しみたい。それが私のスタイル。

おもしろき　こともなき世に　おもしろく

結果は出てないけど、木曽川でのルアーフィッシング。実に面白い。