源流人山猿の岩魚飼育日記

９月下旬。

この時期は渓流釣りも禁漁まじかで忙しい時ですが、木曽の寅さんと名古屋にいる私の弟と毎年恒例のマイタケ採りにいってきました。
舞茸もこの時期なのです。









世界で私達だけしか知らないと思われるハエ場に向かいます。

朝６時半から山に入り登っていきます。毒キノコが多数ありました。今年は期待できます。

途中にある松茸のハエ場に寄ってみると・・・・


















ボウズ（ショウゲンジ）発見！イクチ発見！そして松茸発見！
今年はいいぞ！これで舞茸も絶対あると確信しました。舞茸は、山の奥の奥にあります。途中で朝食を食べます。妻のにぎってくれたハンドメイドおにぎりうまし！感謝です
舞茸はナラの巨木の回りに生えます。一本づつ交代で確認していきます。













それは１５本目。
弟は見逃しましたが、小さい舞茸を発見。今季第１号です












これから大きくなるのか？これ以上成長しないのか？不明ですがボは回避しました。でも、期待外れでした。もっと大きいのがあると思っていたからです。その後３０本目で、また小さいマイタケ発見
マイタケは不作か・・・。
毎年見る木は約３０本ほど。今年はこれでおしまいか？
休憩中、私は忘れてましたが、木曽の寅さんが｢あの３本もそうだ。｣
と言います。去年は見ていない木でした。
それを見にいったら・・・
















立派なマイタケを発見
３３本目でした。やったぞ！嬉しいですね。
危なく見逃す所でした。













昼食を食べて最後のお楽しみの２本を確認します。なぜ、この２本を最後にするのかは不明ですが親父達も、そうしてきたので我々もそうします。でも、お楽しみの最後の２本で過去に採れた事がないんですよね。結局、ありませんでした。

休憩中、ナシの丸かじり。












小学生の時は、これがすごく贅沢に感じました。遠足の時の楽しみでした。懐かしい食べ方です。

今年は全部で３５本のナラの巨木をみて回りました。
下山したのが午後２時。











帰ってきて実家で収穫祭をやりました。舞茸のご飯に天ぷら。それにお吸い物、最高です。天然物は、やはり違います。

これが、キノコ採りの最大の楽しみです。

親父達は引退し、私達がハエ場を引き継ぎましたが、果たして私達の子供達が引き継いでくれるかは微妙です。子供達はＤＳをやってました。誘ってみましたが、興味がないようです。







（写真は、純粋な頃の私と寅さんと、名古屋に住んでる弟）








狙ってませんでしたが偶然にも立ち位置が同じでした。



翌日は、自宅で松茸の茶碗蒸しにマイタケのご飯。最高に美味しく贅沢な食事でした。秋の楽しみの一つです。
やはり信州木曽は私にとって楽園です
イクチの味噌汁をみると毒々しい色に。あれ？俺のイメージでは赤色でしたが、紫色に
大丈夫か？不安でしたが、一口食べてみます。
うまい！イクチ最高。歯ごたえと食感がたまりません。不安でしたが今も生きてるので大丈夫でした。


年に１度の舞茸とり。１年間楽しみにしていた舞茸採りが終わりました。また来年です