源流人山猿の岩魚飼育日記

今回も長文ですので前編と後編に分けました。長文いつもすみません。暇な時に読んでください。反省してマース。



２００８年より続けている信州木曽、月イチ定例支流調査。　（６月分）




この調査は魚を釣ることが目的ではありません。目的地に行くのが最大の目標なのです。
なので遡行スピードが最も大切です。












今回の目的地は子供の時より行ってみたかった場所。

やっと夢が叶います。

何故なら、私が小学生の時、校長先生が釣り好きで、〇〇で４０センチの岩魚を釣ったと聞いていた場所です。
しかし、今聞く噂は魚はいないと言う事。

今の情報化社会で何を信じたらいいのか？それは、自分が見てきた事や体験した事。
自分の目でみたい。体験したい。ぜひ彼処へ行ってみたい。少年の時からそんな想いを強く持っていた地です。

それに付き合う事になったやすえさん。今回、ヘルニアクラブで挑みます。




















私達はヘルニアクラブ。
｢最近ヘルニア調子どう？｣
｢調子は良いよ。｣
｢それは、良かった｣
｢でもいつ爆発するか分からんね。｣

ヘルニアトークで盛り上がります。













下流はすでに調査ずみ。魚を確認している区間は飛ばし、源流を目指します

途中に、枝沢があり、まずは二人で枝沢を攻略します。
枝沢には、良い淵がいっぱいあります。
しかし、反応がありません。
















やすえさんのルアーにも、私の餌にも当たりはありません。
走る魚もいない。先行者は道がないのでいない。

結論
















ここには、魚がいない。


魚がいないのは分かりました。
良い淵があるのにもったいない。本当にもったいないです。
でもこの急流では、しょうがないです。




















しかし、登り続けます。魚がいないのに登る。
なぜ登るのか？？


それは、ヘルニアクラブは源流バ〇だからです。
〇カだから・・・

登る。登る。

























水温は９度。

冷たいです。


それもそのはず。残雪から水がしたたり落ち、それが沢に流れていきます。


















私は、今シーズン初の本格渓流。しかも、仕事はデスクワークなので運動不足。

体が重い。


完全メタボのデブまっしぐら。


ハァハァ言いながら登ります。全く体力がありません。
それでも必死に登ります。





































ハアハアいいながら、登る登る。


階段登りは、メタボオヤジにはきついです



体が重い。鉛のようです。ハアハアいいながら登ります。


いま　私の願い事が　叶うならば　翼をください。


この背中に　鳥のように　白い翼　つけてください。

富とか名誉はいらないんで・・・

　

いや別に白じゃなくていいんで・・・・


翼をください。



















今年はＭ谷攻略が控えています。ここより数倍厳しいＭ谷。
この体力ではＳ鬼軍曹に間違いなく・・・・




しばかれます

































そして・・・・


枝沢制覇。















満足。満足。
次は本筋制覇の為、合流地点まで下山します。



Ｓ鬼軍曹から

｢沢を行け！｣


と指令がありましたが・・・

















川通しは体力を消耗しますので、原生林の中をいきます。
軍曹すみません。






反省してまーす。

















途中から藪漕ぎです。ヤマダニにやられてるので恐怖です。



合流地点まで戻ってきました。
これから本筋制覇に向かいます。








後編に続く。