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2011年07月23日

2020

月イチ定例支流調査2011年(7月分)

私の職場は名古屋。
夜勤では2時間くらいの睡眠時間で信州木曽に帰ってきました。


2020



帰ってから、川虫を採りに行きました。
しかし、川虫がなかなか採れないタラ~
どうして最近カワムシが採れなくなったのか?
頑張りましたが、さすがに夜勤アケでヘトヘトだったのであまりとれず帰ってきました。

今回の月イチ定例支流調査は
昨年秋に事前調査を行った場所。

そこに、最強の餌で挑みたかったのです。




夜、ビールを飲んでも日本酒を飲んでも寝つけません。
夜勤アケで体は疲れているはずなのに・・・。
どうも興奮しているみたい。





==============================================





あまり寝てないけど
月イチ定例支流調査7月分

スタートです。


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ここは長年いきたかった渓。
ビッグ4の一つ。そして、トップ3の一角。

ルアーのさのやさんに先行して頂きます。

私は、始め二時間は竿をだしません。
ルアーがなら
餌釣りは

餌の私は、ルアーのさのやさんに比べて遡行スピードが遅いのです。

今回の目的は、魚をつる事でなく魚が生息しているか?また居るならどんな岩魚なのか?それを見たいだけの調査。なにしろ、渓は深いので遡行にスピードが必要なのです。


魚は薄く、さのやさんのルアーにチェイスがありません。

でもさすが名手
そのうち



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初キャッチ。
昨年の事前調査は見てるだけでしたが、やっと魚を釣り上げる事ができました。

私は初サマースタイル
しかし、標高が高いここでは寒い。
朝はまだ気温が低く、できるなら水に入りたくない。

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さのやさんも寒くてカッパを着込みました。


太陽が出てくると気温があがり快適。
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ここの急流では、サマースタイルは威力を発揮します。
足が軽く、膝が曲がるのがいいですね。



どんどん行きます。


















釣り上がると言うより釣り登ります。
落差がありすぎ、たしかに大水が出たらさすがの岩魚達も流されそうです。



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急流では、川の流れが激しいので水が激しく岩にあたり、音がうるさく相手の声が聞こえません。

ですので会話では






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「え?」
「何だって??」

急流では、お年よりのような会話となります。


しかし、この渓は手強い。
アマゴのように一度食わせられないと、二度目はないみたいです。
スッとでてきて、帰っていったり。
苦戦するさのやさん。
魚も手強ければ、体力的にも手強い。

2時間を経過した頃、私も竿を出しますが、
前日、苦労して採ってきた最強の餌でも反応がありません。

さのやさんのルアーにもチェイスは全くなくなっていました。

もう魚は居ないのだろうか?

何しろ落差が大きく、下からでは魚はあがれないと思われます。

この日で最も恐れているのは夕立。
山の天気は変わりやすいので早めの昼食です。

いつも水とお湯をありがとうございます。
次もよろしくです(笑)





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私はここまで



雷雨がきたら家に帰れなくなるのは確実。
山の雲が気になります。



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しかし、雲が近い。


さのやさんが枝沢へ私が本筋に行きます。
もう魚は居ないのか?やはりもう魚は居ないんだな。

その時、グググと当たり。

え!?

いた!!魚がいたぞ!!今日初の当たりです。



ところがバレ!! 

もう一度流してもあたりなしタラ~
最強の餌をもってしても、二度目はなし。普通はもう一度くるのですが手強い。

でも、魚はいた

どんな魚か、どうしても見てみたい。

そのうち枝沢調査を終えたさのやさんが追い着いてきました。枝沢は生体反応がなかったみたいでした。

さのやさんに先行してもらうと、

来た!!いた!!

しかし痛恨のバラシ

しかし、またすぐに竿がしなりますビックリ

やった!遂にやった!

綺麗なヤマト岩魚が出ました。
こんなとこにもいたんだ。素晴らしいヤマト岩魚でした。

さのやさんやりましたね!!







(写真にカーソルをのせると・・・)








あのヤマト岩魚は、私の思い出に確実に残る魚です。
こんな過酷な場所にも岩魚はいた。
私が釣ったわけではありませんが感動しました。釣ってくれたさのやさんに感謝ですニコッ


そして、まだ釣り登る。可能性はゼロではない。
ひたすら釣り登ります。

でも生体反応なし。

途中、枝沢に入るも反応なし。

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この枝沢には確実に魚はいない。枝沢の調査はこれにて終了です。




もう、魚がいそうな淵もなくなってきました。



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すると、滝つぼが現れました。

ここで当たりがなければ、もう魚は居ないだろう。
最強の餌で挑むも反応なし。もう魚は居ない。


ここで竿を置いて小滝を登る二人。

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水が流れている以上、登る。



登る。





登る。







ここは標高2020メートル。


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ここまでくれば満足です。


調査終了です。






しかし、帰りはうんざり。それに私は


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帰りは昨年、事前調査で発見した原生林の中もいきます。



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固い石の河原を歩くより、ふかふかで足に優しく体力を少しでも温存できました。
この原生林のスポンジのようなフカフカが山に水を貯えてくれているのです。


帰りがけ、水たまりに推定28センチくらいの岩魚が定位しているのを発見びっくり

これは三平作戦だと思い、捕まえた昆虫を餌に使うと



すごい勢いで食いついてきました。













鼻先で見切られた。三平作戦通用せず


手強いここの魚達です。

そこで最強の餌にスイッチするも反応なし。
手強い。


餌では反応がなくなったので
さのやさんがルアーを投げると何処から現れたのか3匹の岩魚のチェイスが・・・
食わせられず・・・
手強い。


残念です。

のまま下山していくと良さげな淵でさのやさんが

「ここで3匹くらいのチェイスありましたよ。」


それならと、竿と仕掛けを取り出し、餌をつけ流してみます。

すると、グイグイと当たり!!
なんとも良い感触が伝わってきます。


そして、やっと初キャッチ。


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25センチの白いヤマト岩魚でした。



満足満足。

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リリースすると自分のおうちへ帰っていきました。


さのやさん、お疲れ様でした。日差しが強かった今回の調査、ハードでしたね。
これで、ビッグ4の一つ。
そして、トップ3の一角を制覇しました。

月イチ定例支流調査も来年には大きな節目を迎えそうですね。







うちに着くと、寝不足だった為か、どっと疲れがでてダウンダウン
約二時間ほど横になってました。

この日、飲んだ水は2.5リットル。
体重は2キロ減。
主力の述べ竿は、底の栓がなくなり、穂先からいくつか紛失。
買ったばかりの熊鈴も故障。
筋肉痛。


そして、釣れた魚は一匹

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それでも私には大満足な調査でした。




8月の調査もハードになります。次は、興奮せずに早く寝れるとよいのですが汗





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この記事へのコメント
山猿さん(^-^)ハード釣行お疲れ様。疲れ過ぎると寝れない時ありますからね岩魚の生命力凄いですね素晴らしい魚達でした(*^_^*)
Posted by 夢追い at 2011年07月23日 21:02
お疲れ様でした^^

いいですね。

人それぞれ考え方があると思いますが、僕はサイズとか数ではなくて、いかにどのようなプロセスで魚を手にしたかなんですよね。

いいヤマトですね^^
Posted by えむぼん at 2011年07月23日 21:11
夢追いさん、

ハードでしたが充実感ありました。
疲れ過ぎると寝れないとか、食欲がなくなりますね。
ハード釣行前には、
やはり休養を十分とってから挑みたいです。

あの岩魚に助けられました。
価値ある1匹でした。
Posted by 山猿 at 2011年07月23日 21:17
えむぼんさん、
ハード釣行疲れました(笑)。

たしかに、人それぞれ考え方があります。
数を釣りたいとか
サイズにこだわるとか。
プロセスを大切にする人とか。
人それぞれ楽しめればいいと思います。

白ヤマトも良いもんです。
Posted by 山猿 at 2011年07月23日 21:21
山岳渓流調査の記事は面白いですね。
源流イワナに惹かれる気持ち、よく分かりますが、ほぼ山登りですね?
生半可な体力では行きたくても行けそうにないです。
若い時から渓流釣りやっていればよかったのになあって、今更ながら後悔してます。
Posted by kita at 2011年07月23日 23:01
kitaさん、
階段登りの渓流釣りでした。
過酷な場所にいる岩魚を見れて良かったです。
白い綺麗なヤマト岩魚でした。

90歳で、エレベストに登る人もいますし、
60代の方々がアルプスに登山してます。
まだまだ、いけますよ(笑)
Posted by 山猿 at 2011年07月23日 23:36
夜勤明けって、意外とテンション高くなるようで、
寝付くのに時間がかかりますね。

支流調査は大成功ですね。

ただ、釣りというより登山といった方がいいのでは(笑)?
Posted by Haseko at 2011年07月23日 23:36
Hasekoさん、
いつもならビールを飲んでコロッと寝てしまうのですが
この日はテンション高かったです。

寝つけなくて焦ってました。

支流調査は大成功でした。
ありがとうございます。

最後は、竿おいて登りましたから、もはや釣りじゃなかったです。
Posted by 山猿 at 2011年07月23日 23:47
源流釣行お疲れさまでした(*^_^*)


イワナの生命力には驚きますね(*^_^*)
綺麗なヤマトイワナですねぇ(*^.^*)
Posted by シュガー 親父 at 2011年07月24日 04:29
おはようございます。

月イチ定例、支流 “登り” 、お疲れサマでした。(笑)

私の中で、木曽のイワナは標高何メートルまで生息しているのか?
を確かめるのがテーマの一つとなっていましたが、
今回の調査で一つの基準ができましたよ。

次月の調査、またまた体力勝負となりそうですがよろしくお願いします。
私も、笛でコミュニケーションをとれるようにしておきますので。(笑)
Posted by さのや at 2011年07月24日 07:00
おはようございます♪

山岳調査お疲れ様でした(^^)

あの日下界から山岳方面を眺めては
あのお二人は今あの辺かなぁ~と、Kさんと話してました(笑)

美白なイワナはホントこれまた癒されますね♪

次回は腰のバクダン!に気を付けて
三平作戦・・・お願いしますに(笑)
Posted by やすえ at 2011年07月24日 09:28
こんにちは
厳しい山岳調査、高所の岩からの画像には足がすくみそうです。
サマーモード♪活躍でしたね!

苔ふかふかの原生林に、白ヤマト岩魚 感動!!美しいです\(^o^)/

最強の川虫、三平作戦をもってしてもガッチリ食わないヤツラ、手ごわいですね。
餌とルアーで反応を確かめる。どちらも一流で、山猿さんとさのやさんのペアをもって攻めた渓はもうこれ以上確かめるものはないだろうと思います。

さのやさんとこを見て来ましたが、標高1775のヤマト、生命感と厳しいなかで生きている証が刻まれていて輝いていました。

8月の調査も気をつけて釣行して下さいね。
源流の生命の輝きを見たいです。
Posted by いわし at 2011年07月24日 12:08
シュガー 親父さん、
疲れました。
でもうちに帰って、嫁さんに
「疲れた」
と言ったら怒られました(汗)
たしかに、遊びに行って疲れたは、マズイですね。


過酷な環境で生きている岩魚。
綺麗なヤマトイワナに満足です。
Posted by 山猿 at 2011年07月25日 01:26
さのやさん、こんばんは。

今回は、まさに“登り”でした。
お疲れさまでした。

今回、さのやさんが釣ってくれたおかげで
一つの基準ができましたね。
名手に助けられましたよ。

次月の調査、天気さえよければ、いよいよ彼処です。
今回よりは、体力的に優しいかも?しれませんね。

次回までに、手話を覚えましょう(笑)
Posted by 山猿 at 2011年07月25日 02:46
やすえさん、こんばんは。

名古屋の方は、どしゃ降りでしたが、
木曽はまだ渇水のようですね。


あの調査、
いや〜、疲れました。
ヘトヘトでしたが、価値ある調査でした。
三平作戦がまさか、
見破られるとは、
なかなか手強い岩魚達でしたよ。

でも、あの美白岩魚に癒されました。


また、Kさん所に詳しい調査報告をしにいきます(笑)

お互い爆弾抱えてますから無理は出来ませんね。
Posted by 山猿 at 2011年07月25日 18:54
いわしさん、こんばんは。

ちょっと登るとあの落差ですから、
魚達にとっても厳しいと思います。

でも、サマーモードで快適に登りました。
朝は寒かったですが(苦笑)。


原生林に癒され、白ヤマト岩魚に癒され、
良い釣行でした。

ただ釣れた魚は1匹。
苦戦の中の1匹は格別です。


今回の調査、魚がいるのか?居ないのか?
それを調べる為なので
餌とルアーで、魚を誘ってきましたよ。
ただ、さのやさんは、名手でも私は迷手ですから、そこが問題ですがね(笑)


標高1775のヤマト、感動しました。
あれを見れただけで幸せでした。
釣ってくれたさのやさんに感謝です。

8月の調査も、ハードですが、気をつけて行ってきます。
Posted by 山猿 at 2011年07月25日 19:03
三平作戦で釣れないイワナかぁ
でも安心しましたよ
簡単に釣れたら(抜かれて)イワナが居なくなっちゃうもんね

彼らは代々そこで生き抜く知恵と生命力を引き継いでるんですねぇ
さのやさんと山猿さんの子孫が、いつかそこへ釣りに行っても
今回と同じような手強い釣りができるといいですねぇ
Posted by ちさやん at 2011年07月26日 08:41
ちさやん
なかなか手ごわい岩魚達ですが、
それが嬉しいですよね。
私達にだけ、手ごわいなら話しは別ですが(笑)


彼らは、そこで生きているんで、
生き抜く知恵を持っているんでしょうね。


私の子供には、行くなと言います。
落石の危険があるので。

自分は行っておいて勝手ですが、
どうせ釣れないでしょうし。
いや、釣られると私達のプライドが傷つきますので(笑)
Posted by 山猿 at 2011年07月26日 20:36
 
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