源流人山猿の岩魚飼育日記

私の親父は末っ子だったので家業を継ぐ必要はなかったそうです。
東京の大学に行き、東京で就職が決まっていましたが、都会の生活に馴染めず、
信州木曽に帰ってきました。
そこで、母親と見合いで出会ったそうです。
私の母親は、アウトドアが好きだったので野生みのある男性が好みだったみたい。









ただ、

｢お父さんは、野生人過ぎた｣

と母は言っていたのだが・・・。

そう遠くないうちに、親父も体力的に源流には行けなくなるだろう。
だから今のうちに一緒に釣りに行きたいと昨年も一緒に釣りにでかけました。

今回は、私たちのホームの渓。子供の頃、毎週のようにここに、やってきました。
なんとも懐かしい場所です。










渓で朝食。
おにぎりに漬物のみ。





たったこれだけですが何とも美味い。毎回の事ですが渓で食べるおにぎりは最高に美味しです。



今回も餌はミミズとブドウ虫。雨が降った割には水は増えてません。
子供の時は、ブドウ虫など売ってないので、かつてはミミズか主流でした。
今回もミミズでスタート。
が、なかなか反応がありません。ならばブドウ虫にかえてみるとさっそくあたり。







綺麗なヤマト岩魚でした。
サイズは１６センチ。


ぽつぽつ岩魚が釣れますが、アマゴ（タナビラ）も生息しているこの場所。
オヤジが良型のアマゴ（たなびら）を釣ったので私も
アマゴ（たなびら）も釣りたいなーと思っていると念願のアマゴ１３センチ。





オヤジは、ほとんど私を先行させてくれます。
でも、しっかり私の後ろで岩魚を釣り上げる。
腕は衰えていません。（それとも私がよほど下手なのかも）




しかし・・・






かつては楽園でもっと魚がいた私たちのホームグランド。
釣れる魚のサイズも２５センチから２３センチ。時には尺クラスも。

今では、１０センチから２０センチが主で２３センチが大きく感じます。











何か寂しさを感じます。










帰りは、フキをたくさん採って帰りました。ここは、秘密のフキ畑です














日本酒が大好きなオヤジは毎日酒を飲んでいましたが歳のせいか最近は体に気を使うようになり
今は休肝日を設けて、
その休刊日はビールを飲むようにしたそうです



体には気をつけて、いつまでも元気でいて欲しいものです。