源流人山猿の岩魚飼育日記

渓流釣りシーズンが終わっら松茸採りのシーズンです。ところが松茸採りシーズンが始まってもなかなか仕事が忙しく行けません。１０月になっても残暑が厳しくて気温が高いです。これでは松茸が腐ってしまわないか心配です。

１０月中旬。第１回目。









親兄弟でも生え場は教えないと言われるほど競争が激しい松茸とり。足跡がありました。人はやっぱり入ってます。松茸採りはゲリラ戦です。生え場を他人に知られてはなりません。他人に見つかってはいけません。
早朝だったので、車止めに車がないのでこの日は私が一番どりです。

まずは、ボウズ（ショウゲンジ）をみつけました。











そして、いよいよ松茸の生え場へ。


いきなりあった！！　











と思ったら通称もどき。
松茸に似てますので間違えます。ドキッとします。このキノコの正式名称は知りません。食べれるかどうかも分かりませんので、とらずにスルーです。
松茸は期待しましたがありませんでした。
次なる生え場へ。
よーく探すと松茸ゲット！












今季初物です。
やった！やったぞ！とったぞ！ガッツポーズです。

その後も、ポツリポツリと松茸が生えてました。釣りも楽しいですがキノコ採りも楽しいです。そして、この日一番の大物確保！










釣りに例えたら４０アップの岩魚に匹敵します。もう楽しくて仕方がないです。
今回、松茸を１４本とりました。そのうち、半分は腐ってました。そのうち現地で３本放棄してきました。
ぼうずは１３本とりました。うち腐っていたので現地で６本放棄してきました。勿体ない。実に勿体ないです。









私が子供の頃、親父に連れられて松茸とりに行った時代では、ここまで腐ってる事はありませんでした。
現代社会では、情報が溢れています。その中で何を信じたら良いのか？それは、自分の目で見たこと。自分の肌で感じた事です。
今、地球は温暖化です。

今季初の松茸ごはんに、茶碗蒸し。最高です。キノコ採りはやめまれません。












１週間後。２回目の松茸採りです。

朝に学校の行事があったので、遅くに山に入りました。出遅れです。しかし、車が止まってない！ガッツポーズ。
競争が激しい松茸採りでは、これは重要です。よし先行者なし。
途中で鈴と熊スプレーを忘れた事に気がつきました。引き返すか迷いましたがそのまま進む事に。熊にあったらヤバいです。
一ヶ所目、松茸は有りませんでした。２箇所目に移動中、人発見。向こうは松茸を必死で探していて私には気が付いてません。
松茸採りは、ゲリラ戦です。相手より先に気が付かなくてはなりません。
彼処にも生え場があるんだ！覚えておこう。
こうやって生え場はバレるのです。
気配を消して離脱。しかし車は無かったのに。どこから来たのか？？
あの人は、これから私が行こうとしている生え場へ向かうようです。そこで、そこは放棄して先回りしてメインポイントへ行きます。
そんなに早くこっちには来ないはず。昼飯を食べます。妻に感謝です。










そして、メインポイントへ。
ん？？
鈴の音が聞こえます。姿はみえません。
こっちに来るな！と祈ります。
息を潜め隠れます。生え場がバレるのはやなので隠れていたら足元に松茸一本みつけました。ラッキー！
鈴の音が近づいてきます。来るなよ。来るなよ。きた！メインポイントを放棄して離脱します。
あちゃ～。ゆっくり昼飯食べてる場合ではなかったです。３０分後戻ってきて採り残しを探してみます。
あった！
一本発見！あるもんですね。
結局この日は松茸４本、ボウズは５本でした。ボウズは開いていたのに腐ってません。気温が下がってきたのが良かったです。











１０月中旬。

あれから一週間後。３回目の松茸採りです。
ボウズは開いてました。成長が早いです。松茸も開いているのを発見！渓流魚に例えたら尺クラス。前回の見落としだと思います。おかげで嫁さんの実家にプレゼントが出来ました。

ゲームのマリオに出てくるようなキノコ発見。









このキノコの名前を知りません。食べれるんでしょうか？？今年はこんなキノコが結構生えてました。そのかわり千本シメジはありません。毎年とれますが不思議です。
今回は、松茸５本。ボウズは７本でした。
今年は不作ではないけど豊作でもない感じです。しかし、温暖化で腐っていたキノコは勿体なかったです。
松茸とりは楽しくて仕方がありません。１０月末までが勝負です。