源流人山猿の岩魚飼育日記

春の湖ルアーでの戦い。
寒さと戦い、寝不足と戦い、景色が変わらない飽きと戦い、そして釣れない。厳しい戦いです。しかし、今年はカミソリを仕留めなければならない。３年周期にカミソリと遭遇しているので今年はその３年目。カミソリが、いつきても良いように、こちらの準備はできている。

３月下旬。天気雨。
開戦から出撃６回目。



（写真はイメージ）


雨が降るなか夕方、ポイントに向かいます。作戦時間は１時間。暗くなるまでルアーをうちまくります。
ゴン！きた！


根掛かりです。遂にルアー回収機の出番です。

ラインにルアー回収機を装着しスルスルとルアーのところまで・・・

いきませんでした。

高さが足りない。たるんだラインで回収機は止まりました。そこから前に進まない。ルアー回収機には高低差が必要です。結局、ルアーのところまで回収機がたどり着く事が出来ずルアーの救出作戦は失敗しました。







超一軍ミノーロストのうえ、ボ！
これで２連敗。



４月上旬。天気晴れ。気温３度。水温６度。
開戦から出撃７回目。
ガイドが凍らないので快適です。２時間ルアーを投げて１回チェイスがあるのみでした。
これで３連敗。厳しい。

４月下旬。天気晴れ。気温ー１度。水温７度。
開戦から出撃８回目。
この日は寒いです。ガイドが凍ります。









寒い。寒い。２時間ルアーを投げ続けてボ。
厳しい。これで４連敗。


４月下旬。天気晴れ。気温４度。水温７度。
開戦から出撃９回目。

２時間、ルアーを投げて投げて、２０センチ位のワンチェイスだけ。厳しい。
撤退。ルアーのロストがないのが救い。ルアー回収機の出番がない事だけは良いことです。
これで５連敗。


４月下旬。天気曇り。
開戦から出撃１０回目。
投げても投げても反応なし。
厳しい。
こうゆう時は実績のないポイントへ。
苦戦続きに、私が持ってる最高級ミノー、Ｄコンタクトヤマメアワビ８５を遂に投入。これで戦局が変わるか？
最高級ミノーを投入する事３０分後・・・３５センチくらいの岩魚のチェイスあり。久しぶりに見た納得サイズに興奮。
まだ近くにいるはず。ルアーをキャスト！

ゴン！！
きた！デカイぞ！！





（写真はイメージ）



ねがかりです。
最高級ミノーの根掛かりはショックです。しかし、心の中では余裕です。私には新兵器のルアー回収機がある。

ルアー回収機、出撃セヨ！今回は高低差があるのでラインに装着しスルスルとルアーの回収に向かいます。そろそろルアーのところについたか？？深さくて見えない所にルアー回収機は潜っていきました。そろそろ、ルアー回収機のひもを引っ張る。びくとも動かない。引っ張っても引っ張っても取れない。ルアーもとれない。

回収機を救出セヨ！

必死に回収機のヒモを引っ張っても引っ張ってもとれない。回収機が戻ってこない。

回収機の救出が出来ません。
多分、木に引っ掛かってます。引っ張ると動くので太い枝に絡まっていると想定出来ます。

どうしょうもない。
これでルアー回収機の使い方がようやく分かりました。
まず、ルアー回収機には射程がある。
高低差が必要。
流れがあると厳しいか？
ルアーが太い枝や流木に引っ掛かってる場合は、ルアー回収機自体が引っ掛かる。
結局、回収機は一つもルアーを回収できないまま回収機をロスト。初めての使用だったので完全に使い方を間違いました。

回収機まで失い怒りの攻撃。
ドン！





（写真はイメージ）



ねがかりです。
また、一軍ルアーロスト。
何て日だ！

今回、高級ミノーと一軍ミノーそれに回収機を同時に失った。
ワレ被害甚大。
そして、釣れない。最悪なパターンです。仕事のストレスを晴らすどころか悲劇的な結果。

今日は俺の日ではなかった。いやいつもか・・・。
無念の撤退。
これで６連敗。


４月下旬。天気雨。気温６度。




（写真はイメージ）



雨だろうが行く！怒りの出撃。弔い合戦です。
開戦から出撃１１回目。
冷たい雨の中、ルアーをキャスト！キャスト！
無反応。冷たい仕打ちです。
１時間ルアーを投げ続けましたが反応がないので移動。
次なるポイントでもルアーを投げ続ける。何か違和感を感じます。
あれ？スプーンにフックがついてない珍事！







なぜ、フックがない？？フックがないから釣れないのか？しかし、こんな事初めてです。
なんだかな～。


そして、あいもかわらず反応なし。厳しい。

これで７連敗。

開戦からすぐに２連勝して今年は当たり年と思ったが勘違いでした。
厳しい戦いが続いています。最高級ミノーを失い、一軍ミノーを失いルアー回収機は一つもルアーを回収出来ず失い、仕事は激務でストレスマックス。
そして、敗北につぐ敗北。
敵ノ攻撃スサマジク、イカントモシガタシ。
援軍ヲ要請スル！
繰リ返ス。
援軍ヲ要請スル！