源流人山猿の岩魚飼育日記

９月中旬、年に一度のお楽しみ
舞茸とりは、子供の運動会が雨天順延となり舞茸とりの日と重なってしまいました。
年に一度の楽しみでしたが、私は参加できず残念です。
木曽の寅さんのお父さんは、すでにリタイヤ。

うちの親父も今年が最後だと言います。
私の弟と木曽の寅さんと私のオヤジと３人で山へ入っていきました。



私は暑い中、運動会に。
ずっと結果が気になってました。

実家で収穫祭と言うので、実家につくと・・・






今年も不作。


どうした、地球。

気がかりはナラ枯れ被害。
長野県にもその被害が広がっています。
下伊那では、毎年新たな被害が出ています。信州木曽で被害が出て欲しくないと思います。





ということであまり採れなかったけど
バーベキューは美味しかったです。




１０月上旬。

オヤジが行って松茸をとってきました。
ところが、ほとんどが腐っていて食べれる奴は１本だけ。
この時期とすれば、昼間の気温が高過ぎるようです。
どうした、地球。



１０月中旬名古屋にいる弟と行ってきました。

山に入ると、すぐに異変に気がつきました。まったくキノコが生えてません。
毒キノコすらありません。

これは、ないな。





と思いながら、いくつか生え場を回っていくと

あった！！
今シーズンの初物。








しかし、採ろうとすると、茎が柔らかい。


ガーン


腐ってました。
どうした地球。

その後、いくつか見つけるも虫くいでボロボロだったり。








そして、生え場から外れた所で２本の松茸を発見。


弟が
「この下にあるんじゃないか？」

俺、
「生え場じゃないからないでしょう。先に行ってるわ。」

先に上に行って休んであると、弟が上がってました。

すると、デカイ松茸を持っているではありませんか。




今年、一番の松茸でした。
しかも、土の中に埋まっていたらしく、虫に食われてないし、腐ってません。
頭の一部分しか見えてなかったのに良く見つけたと思いました。

トラウトに例えれば、４５センチの岩魚を釣ったぐらいの価値がありました。

やっぱり諦めては駄目です。


この日の夕飯は、腐ってない部分で松茸ごはんに、松茸の茶碗蒸し。
今年、初めて松茸を口にしました。


残念ながら、虫くいや腐っていて、質が悪い松茸がほとんど。




商品価値なしの松茸なので、
今年は、親戚にも松茸を十分にあげる事が出来ませんでした。残念。
どうした地球。




親兄弟でも松茸の生え場は教えないと言われるほど競争率が激しい松茸とり。





親父が、
「俺も年だで全部教えてやる」
というので休みを合わせて山に入る予定でした。
１１月上旬

しかし、その日は雨で中止
残念。

結局、その数日後、単独で山に入ります。
もうこれが最後。

しかし、毒キノコすらない。

そんな中、山を歩き廻るとあった！





毒キノコでした


結局、ボ。

でも、松の土の匂いが心地よいです








今年は、キノコ採りは２回しか行けませんでした。もっと行きたかったんですがね。





しかし、私が子供の頃、死んだ爺ちゃんが言っていた言葉を思い出します。

「最近、山がおかしい」




酸性雨なのか温暖化なのか、とりあえず近年キノコが採れにくくなりました。（昨年は豊作でしたが）
今年は、千本シメジもショウゲンジもキシメジもロウジもイクチも、一本も採れませんでした。


１０年前は、松茸が腐る事や、虫に食われることなどそうなかった。
今では舞茸も採れにくくなりました。

今年は、８月下旬から９月上旬の気温が乱高下。それに９月の平均気温が高かったです。





（写真はイメージ）



２０１０年の世界全体の二酸化炭素排出量が９０年比で４５パーセント増加しました。
そのため、洪水や干ばつなど、世界的に雨の降り方が変わってきました。

どうした、地球。







秋の楽しみが終わりました。来年が今から楽しみです。


地球さんへ
気候は平年並みで、お願いします。