源流人山猿の岩魚飼育日記

さのやさんと２００８年より行っている信州木曽
月イチ定例支流調査。（６月分）
今年も、いよいよ始まります。










この調査、
過去に２０１１年７月分では、素晴らしい木曽ヤマト岩魚に出会っています。
今回も出会えるでしょうか？
数日前よりワクワクでした。

私は、運動せずしっかり食べて飲むメタボ親父。
さのやさんは、雪山にも登ってしまう、私から見たらアスリート。

体つきが全然違う２人で目指すは、この渓の終点。












どこまで魚が居るのか？
この渓の奥には、どんな景色が広がっているのか？
自分の目で見てみたい。
ただそれだけの為に私達は登る。厳重に源流に注意して。








（今回出会えた木曽ヤマト岩魚）




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私は、餌師。６、７月は、餌を。
８、９月は、ルアーを予定しています。ルアーは魚とのやり取りを楽しめる。エサ釣りは、ドラグがないので魚との真の引きを味わえる。つまりは、どちらもそれぞれ違う面白さがあります。


タックル
竿　刀流彩
中硬６２
道糸　０、８号通し
針　渓流９号
重りなし
餌　ミミズ、ブドウ虫

天気
晴れのち曇り。
水温７度。
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昨年、事前調査で開拓したルートで入渓を目指します。












廃道は、藪に覆われていました。昨年調査していなければ、道だと気が付かなかったと思います。









２０１１年の事前調査では、山ダニにやられているので藪漕ぎは苦手です。
この廃道は川から離れています。急斜面を降りていきます。
滑落は禁止です。









どんどん降りていくと川の音が聞こえてきました。事前調査で開拓した甲斐があり、なんとか川に降りて行きます。
いよいよ入渓！！ワクワクします。











このＭ谷は深い。何回かに分けて制覇する計画です。
今回は、まず二股まで行くのが目的です。











入渓そうそう、さのやさんにいきなりヒット。しかし、ネットイン寸前でバラシ。
「これが最後の魚じゃないよね。」
と笑ったが、それから、さのやさんのルアーにチェイスすらありません。













私も仕掛けを作り、釣りあがるも全くあたりなし。厳しい。本当に最後の魚になるかも。
仕掛けを作り終えたら、さのやさんの姿はもう見えません
遡行が早いので、メタボな私は、ハアハア言いながら急ぎ後を追います


水温がまだ低い為か、ヤマト岩魚達は、祠の中か岩陰にじっとしていているようで
瀬尻や瀬には出てきてません。
どんどん釣りあがりますが、水が冷たくここはでは、ウェットゲーターはまだ早いです。











冷えに弱いヘルニア星人は、悪化が心配になります。

しかし、当たりがありません。
これは、ボの予感。でも、緑の森、きれいな水に癒されます
チョー気持ちいい！！











釣り開始から、１時間以上経過したところで、さのやさんにこの日初物がでました
私には、いまだにあたりなし












あるポイントで岩魚が底に見える。
でも、私のエサを無視。エサがあってないようです。
エサをブドウ虫に変えて、しばらく釣りあがります。
そして、やっと今回初木曽ヤマト岩魚。












２６センチの木曽ヤマト岩魚でした。
そっと、リリースすると隠れてるつもりになってました











楽園ゾーンなどはなく、餌の私よりルアーのさのやさんの方が釣れてます。
メタボオヤジも負けておれません。












メタボオヤジにもやっとでた、この日２匹目。














腹がオレンジの綺麗な木曽ヤマト岩魚。
癒されます。


どんどん遡行しますが、目的の二股がでてきません。今回は、出来れば二股の支流を調査したかったのですが、やはりこの渓は深い。
疲れをみせないアスリート。疲れが見え始めたメタボオヤジ。
私は、釣り始めてからずっと腹が減ってました。
昼にもなったので、ここで楽しみなサワメシです














ちょっとマッタリして、釣り開始です。
ここに荷物を置いていきますので体は一気に軽くなります。

昼食後の一級ポイントを発見
大物が居そうです。さのやさんが左。私は右を狙います。












エサを落とすと、グイグイと当たり。
来た！！
竿が引き込まれます。すごいひき
おいおい切れるなよ。

述べ竿は、人間ドラグ。
ドラグがないので無理に耐えると切れそうなので、魚とのやり取りが続きます。
時には、水中まで竿先をもっていかれます。なんとパワフルな魚なんだ。
なかなか姿を見せない。どんな大きさなんだ？
ついに魚の姿が見えた。尺は超えてるとおもったが、魚をみると泣き尺サイズと思います。でも２０１３年餌釣り最大サイズ。
やったぞ！！遂にやった。
ネットを取り出し、取り込もうとすると赤い！！
これが、やすえさんが見たという赤いヤマト岩魚か！
美しい
よし、撮影だと思うも魚がネットに入ってない。ネットに入ったと思ったがまさかの逃亡・・・
悔しー。無念。いかにも私らしい。





釣りを楽しんでますが、本来の目的は、二股まで行くこと。
なんとか二股まで行きたい。ペースをあげます。









遡行スピードを上げていきます。
目標の二股まであと少し。

昼食から２時間ほど釣りあがり目的の二股に到着。
やっと着いた。












その支流で、餌を淵に入れると、当たり！！魚はいる。

この支流でも、木曽ヤマト岩魚が生息している事を確認しました。












次の淵でなぜか格闘しているさのやさん。
何を苦戦しているんだろう？？
ネットに納めようとした、その魚をみてビックリ！！
デカイ。

ネットを取り出し、確保したように見えたのですが尾びれから入れたため痛恨の逃亡
悔しがるさのやさん。
しかし、まさかこんな小さな淵にそんなデカイのがはいっていたとは

雨もポツポツしてきましたし、
帰りの時間も考えて、ここで撤退。

さのやさん次回こそ、逃がしたヤマトを確保しましょう。
私も赤いヤマト岩魚を確保します。
今回、私の最大寸は２７センチの木曽ヤマト岩魚でした。










帰りは、テクテク歩いて４時間で車に到着
しかし、Ｍ谷は深い。二股から先は、まだかなりありそうです。
次の調査は、二股から。
そこまでは、ヨダレガ淵も飛ばしに飛ばします


筋肉質な体型の、さのやさんと、
お腹の中に子供（脂肪）を宿したオレ。
目指すは、Ｍ谷完全制覇。
さのやさん、今回、足を引っ張ってしまいすみません。
でも、気持ちだけは負けませんよ