源流人山猿の岩魚飼育日記

海釣り専門のＭ君と渓流に行ってきました。本格的な渓流ルアーは初めてのＭ君。バーべキューの食材を確保するように友達に言われているそうです。昨年は、厳しい木曽川タナビラ戦記に付き合わせてしまった。

今回は魚を釣らせたいと思っています。







キープ基本なら、養殖ニッコウ岩魚がいる渓に行こうと考えました。
本格渓流ルアー初体験のＭ君なので、キャスト力がそんなに必要としない開けた渓で水量が豊富で、なおかつ魚が濃い事。
思案しましたが、あそこに決定です。
Ｍ君と合流しポイントに向かうと、先行者多数！平日なのに何でこんなに？？
平日だから空いてると思ってましたが想定外。行先変更です。

信州木曽で釣りをするなら遊漁券を必ず買ってください。最近川で買ってない人を見かけます。ルールを守る。これは大人の責任です。

次に向かったのは、行こうとした渓の半分の規模の渓です。本格渓流ルアー初の人には厳しいと思います。案の定、Ｍ君はやっぱりルアーを木の枝に引っかけてます。厳しそうです。









天気、晴れのち曇り。水温１３度。
初、本格渓流に苦戦するＭ君。しかし、彼はやってくれました。この日、初キャッチはナイスな岩魚です。ニッコウ岩魚とヤマト岩魚のハイブリッドです。ニッコウよりヤマト系が強い個体でした。








一級ポイントには、確実に魚が入ってました。どうも先行者はいない様です。入りやすい川なのでそれを心配してました。
サワメシも初体験のＭ君。








｢美味しいですね。｣と喜んでました。
先行はすべてＭ君。
トラブルの時のみ私が先行します。先生として格好いい所を見せたいのですが釣れず。Ｍ君が追い付いたら先行を譲ります。
ハイライトは、Ｍ君がトラブルで私が先行した時に、岩のえぐれにルアーをキャストすると尺クラスの岩魚のチェイスがありました。この日の最大サイズです。興奮した私はミスキャスト！ルアーを枝にひっかけてしまいました。下手くそぶりを発揮します。
そこでＭ君が追い付き、ルアーをキャストするも同じく枝に引っかけて終了となりました。









私が一発で決めたら格好良かったのですが下手くそには無理でした。
結果、Ｍ君はキープは４匹。すべてニッコウ岩魚かハイブリットです。バラシとリリースは５匹位。中にはタナビラ（アマゴ）も釣れました。
私はリリース２匹。バラシは３匹くらいでした。
釣れた魚を見てびっくりしました。この渓は、ニッコウ岩魚が以前（１０年位前）は多かったですが、今回はハイブリットでヤマト系が強い個体ばかりでした。






脱渓するくらいになるとキャスト力は私と変わらない位に成長していました。
Ｍ君はルアーロスト多数のうえ、私が貸したウェーダーが浸水して大変な思いをしたと思います。
｢渓流釣りは大変ですね。｣
と言っていました。
人生初の藪こぎもこの日は体験しましたしね。







Ｍ君が言った。
大変な釣りをやってるのに山猿さんはどうして痩せないんですか？
確かにそうだ。おかしいな～。
夕食にカレーライス２杯とビール飲んでるからかな～。