源流人山猿の岩魚飼育日記

信州木曽月イチ定例支流調査６月分。

時は６月下旬。
令和元年、初の月イチ定例支流調査にいってきました。
平成２０年からさのやさんとおこなっている月に一度の信州木曽の木曽川支流を調査していますがこれを月イチ定例支流調査と言います。
今回はせっかくの写真を消してしまいました。使うかどうかは分かりませんがね写真も使われず消えた。
この記事の写真は専属カメラマンのさのやさんが撮影した写真となります。さのやさんには最初から最後までご面倒をおかけしました。ありがとうございました。




（左側の人は腰痛により腰が曲がってます。）



月イチ定例支流調査予定日７日前。腰が痛いと感じました。６日前。腰の痛みが激痛に変わりました。寝返りが出来ない。起き上がれない。靴下がはけない。生活に支障をきたします。痛み止めを飲んで会社に出勤。でも３日もあれば治るだろうと思っていました。
月イチ５日前、状況変わらず。

４日前、状況変わらず。
３日前、状況変わらず。
２日前、状況変わらず。
１日前、状況変わらず。
さのやさんに連絡しようか悩みます。行かないという選択はありませんがソフトな渓にしてもらえないかと言おうとしますが言えませんでした。
当日、さのやさんが自宅に迎えにきましたが腰の痛みは引くことがなく・・・。
仏のさのやさんはソフトにしますか？と言ってくれましたが私はあの渓を調査したいし地図上ではソフトに見えたので当初の計画通り決行しました。通称、いつも通り過ぎてる沢の源流を目指します。
腰は痛いですが源流は私に生きる力を与えてくれるはずです。源流治療です。源流は私に生きる力を与えてくれる。







今回出会えた木曽ヤマト岩魚。特徴は茶褐色であり白点が不明瞭で朱点があります。
これが木曽ヤマト岩魚です。







源流につくと痛みが少し引く不思議。源流治療です。
小渓のどんどん奥に突き進みます。水が冷たい。さのやさんに水温が何度か予想してもらうと１１度と言います。実際、測定すると本当に１１度でした。驚きな正確さです。







木曽ヤマト岩魚に遊んでもらいました。タッサンから頂いたハンドメイドミノーにも入魂完了。だいちゃんのジェミーにも木曽ヤマト岩魚が食らいつく。








昼食は、北海道で買った焼きそば弁当。これを食べてしまうと残りはあと一つ。北海道の旅の大切な思い出です。







沈着冷静なさのやさんが珍しく叫ぶ！
｢でけー｣
黒く太い岩魚が現れた。こんな小さな淵にあんなデカイのがいるのか。感動しました。
どんどん進みます。
水が細くなり岩魚の反応がなくなると、そこはサンショウウオの楽園でした。
最後は流木の間から水がしみでている。

ついに制覇です。










そして、令和初制覇にはスタミナン７。
ちなみに私はけして長野県製薬の回し者ではありません。







気がつけば腰の痛みは良くなっていました。源流は私に生きる力を与えてくれます。
令和初月イチ記事は、月イチ史上初めて写真なし記事になるところでした。さのやさんに写真を提供してもらい感謝です。神対応です。本当にお世話になりっぱなしでした。
ただ、｢使うかどうかは分かりませんがね写真｣は使う事が出来なく残念でした。せっかく、滝で体が濡れる思いで頑張ってくれたのですがね。







月イチ定例支流調査は、さのやさんと平成２０年から続けている信州木曽の支流調査。
この調査は魚を釣る事を目的にしていません。その渓のその先がどうなっているのか？その沢の先がみたい、知りたい。確かめたい。
ただそれだけ。