源流人山猿の岩魚飼育日記

年間行事に組み込まれている、元上司と行く遠州灘サーフの釣りに行ってきました。昨年は人生で初めてマゴチを釣りました。
ターゲットは、サーフのヒラメです。憧れの魚です。サーフのルアーフィッシングは、私がやってる釣りの中でも最も難しい釣りです。
サーフは甘くないです。 ヒラメが着く地形と流れを把握しなくては釣れません。白波から地形の変化が分かるそうですが私には分かりません。そして、それに伴う潮の流れなんか私には分かりません。昼間から鳥山を探す努力をしなくては釣れません。
サーフは甘くない。そんな厳しい釣りに源流人が挑む。あまりに無謀な挑戦です。
今回も元上司に大変お世話になりました。
夜中に信州木曽を出発し浜松で元上司と合流します。








その時に、お土産を頂きました。ありがとうございます。
遠州灘サーフに到着し、釣りの準備をしていると一台の車が隣に止まりました。降りてきたのは、若いサーファーでした。
ニコニコして｢おはようございます。｣と挨拶してきました。凄く人懐っこい人だったし、あまりにニコニコしているので、この人は悩みが無いんだな～。と思ってしまいました。

サーフは空いてました。数人いましたがどこでも入れます。まだ暗いので新兵器投入です。










夜光を使いました。たしかにルアーは見えます。しかし、すぐに明るさが無くなりました。もっと明るさが持つと良いのですがね。
空が明るくなってきました。いよいよ勝負の時です。
稚魚達が私のルアーにビビって跳ねます。
ベイトは沢山います。これは釣れる！今までこんなにベイトが接岸している事はありませんでした。雰囲気は抜群です。












釣れる気しかしません。釣れる予感マックスです。


しかし、釣れません。周りの人も釣れてません。
やがて一人の兄ちゃんがランガンしてきました。
私が浅いから居ないと判断したポイントにルアーを投げてます。あそこは浅いから釣れないだろうな～。
と思っていたら・・・竿がしなる。












釣れてる！
竿がしなるのを隣のおっちゃんも見てます。
４０クラスのヒラメをキャッチ！
あんな浅い所にもヒラメがいるのか？？
竿がしなると注目されるサーフのルアーフィッシング。

そして・・・
ゴン！！強い衝撃。私の竿がしなる。
周りからの視線。












安心してください。根掛かりですよ。

サーフでまさかの根掛かり。ルアーを一つ失いました。
なんだかな～。
元上司は私の右側１００メーターほど離れた所にいました。そこの射程圏内に鳥山発生！
そして何か釣れてる！
私が駆けつけた時には、鳥山は無くなっていました。一瞬でした。元上司はシーバスを釣りましたが、小さいと言ってリリース。
そうなの？３５センチくらいあったけど。
隣の人は同時に５０センチ位のヒラメが釣れたそうです。
羨ましい話です。

私は、ベイトフィッシュを釣りました。これでボウズ回避です。











その後、帰り際元上司がヒラメを釣りました。でも、ソゲソゲ！と言ってリリース。
そうなの？
３０センチはありましたがね。やはり渓流魚とは感覚が違います。

結局、私にヒラメは釣れませんでした。今までの中で一番釣れる感じがしました。粘って夕方やって翌朝も釣りが出来なら釣れた感がありましたが仕事があるので撤退です。
帰りにあの餃子屋に寄りましたが、また激混みでしたので諦めました。


うちに帰るとクーラボックスから出てきたのは、ドライブインで買った浜松餃子。












いつかヒラメを入れてかえってきたいです。ヒラメを釣るには遠い遠い道のりです。
釣れませんでしたが、元上司から９フィートの竿をプレゼントしてもらいました。
ありがとうございます。

次は来年の春です。
年間行事に組み込まれている遠州灘サーフのルアーフィッシング。
また懲りずに行っちゃうぜ～。